ヒト感!!

人生をハッピーにするヒト・モノ・コトバ、広めたい

『ラッセル幸福論』を肴に語りあう

11月25日、『ラッセル幸福論』の読書会に参加した。 三大幸福論 ヒルティ、アランに続けてラッセルをこの読書会では過去にヒルティとアランの幸福論も課題図書になっていたので、今回が三冊目の幸福論。これで「三大幸福論」と称される本に全て触れたことに…

人間ドックで捗る読書『シニアと職場をつなぐ』

今日は、一日休みを取って人間ドックを受診。 過去何回か苦しい体験をしてきた胃カメラ(経鼻)も、今までで一番楽に終えることができた。担当してくださったドクターの声かけが上手だったのが最も大きな理由だが、麻酔薬を入れてからの過ごし方のコツを掴んだ…

「つながり」テーマで選書した #7日間ブックカバーチャレンジ

先日、勤務先の元同僚から久々に届いたメッセージ。 なにかと思えば「7日間ブックカバーチャレンジ、もうやりました?」というものだった。 7日間ブックカバーチャレンジとは 【7日間ブックカバーチャレンジ】 「読書文化の普及に貢献するためのチャレンジ…

ソフトフォーカス&グラデーション! スタディサプリLIBRARYが提供する知の「入り口」が凄い。

GW期間中に、Business Insider の読書に関する興味深い記事を読んだ。初出は昨年3月末だけれど、僕が知ったのは尾原和啓さんのツイートがきっかけ。【GWに本と本の間の旅を】GW10連休 本から本へとつらなう遠い旅路いかが?リクルートさんが松岡正剛さんと作…

神様のことを考えつづけた1ヶ月 〜 古事記に触れて何を学ぶ?

東京・目黒区にある烏森稲荷神社。御祭神は倉稲魂命(宇迦之御魂神 ウカノミタマ) 日本は「八百万(やおよろず)の神」の国だという。知識としては頭にあったけれど、まさかこんなに痛感することになるとは…(笑)。 唐突ですが、ここで問題! 神様の名前、い…

2018振り返り:「言葉のごちそう」ベスト3

「1年間に出逢った素敵な言葉(=言葉のごちそう)を振り返る」エントリ、2018年版です。年をまたぎましたが、区切りの記録として(笑)。 2018年「言葉のごちそう」ベスト3 精いっぱい咲こう/精いっぱい散ろう

好きで得意で役に立つ。ハッピーの種を蒔くお仕事

先ほど、本ブログの説明文(=タイトル下のタグライン)を少し変更した。 人生をハッピーにするヒト・モノ・コトバ、広めたい これまでのフレーズ*1を短くシンプルにして、この場所で何を発信するかを明確にしたつもり。 きっかけは立花岳志さんの本 交流か…

9/250 孤独じゃないボウリング

最後にボウリングをしたのはいつ?誰と? 職場仲間とのボウリング 先日、久しぶりにボウリング場に行った。 貸靴を借り、重さを確かめつつボールを選び、2チームに分かれてゲーム開始! みな、「何年ぶりだろう?」とか言いながら投球し、「うわ、曲がった…

「積ん読本」の前に立つ

(読みたい本はたくさんあるのだが…) 本好き特有の積ん読本問題 最近はネット書店が便利に使えるので、「これはいい!」「読みたい!」という本を見つけるとすぐに購入できる。そのこと自体はよいのだけれど、気がつくと積読本がどんどん溜まっていく。我が…

「不安な個人、立ちすくむ国家」の時代に、僕たちはどう生きるか

最近読んだ2冊の本。生み出された時代背景や書かれている内容は違うのだけど、不思議なつながりを感じた。 『漫画 君たちはどう生きるか』と『不安な個人、立ちすくむ国家』 まずは、2冊について簡単に紹介すると… 原作 吉野源三郎、漫画 羽賀翔一『漫画 …

「応援」とは、宿る力を信じること ~エマソン『自己信頼』より

ときどき、「応援」という行為について考える。 応援は、相手にパワーを送るわけだが、実は応援する側もパワーをもらっている。贔屓のスポーツチームを応援したり、学生時代から追いかけているアーティストを応援したり、家族や友人など近しい人の活動を応援…

「自分の弱さを隠す」仕事とは? 〜『なぜ弱さを見せあえる組織が強いのか』読書会、はじめます

「強み」を活かす。そんな言葉が話題になって久しい。 僕も「強み」を活かすことには大賛成だし、ツールとしてのストレングスファインダーにも可能性を感じている。(関連記事)一方、「強み」に向き合うとき、避けて通れないのが「弱さ」との付き合い方。 …

「表紙をめくるその前に……」本好きにおくる思索・著述・読書の教え 〜『読書について 他二篇』

「いたたた…。なんだ、この本?」本好きにとってグサっと刺さる言葉が、ページをめくるたびに登場する。 読書は、他人にものを考えてもらうことである 良書を読むための条件は、悪書を読まぬことである。 多くのばあい、我々は書物の購入と、その内容の獲得…

『イノベーターシップ』に学ぶ「場づくり力」

「イノベーターシップってなんだろう???」2ヶ月に1回、「コミュニティ運営のヒントを本から学ぶ!」を合言葉にオンライン読書会を開催している。今月は、徳岡晃一郎さんの著書『未来を構想し、現実を変えていく イノベーターシップ』が課題図書だ。 徳…

『学習まんが アフォーダンス』のアフォーダンス

あなたは、この物体からどんな「意味」を感じるだろうか? 出会いは、B&B でのスゴ本オフ 先日、下北沢の 本屋B&B で開催されたスゴ本オフに参加した。スゴ本オフは、ブログ「わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる」の Dain さんが主催する会…

はてなブログ グループ「読書会」をつくりました

はてなブログ グループ「読書会」 自分で主催するもの、あるいは参加するものを含めて、ここ最近「読書会」に関わる投稿をすることが多い。 というわけで、はてなブログ グループに「読書会」を作成してみた。 (「はてなブログ グループ > 趣味 > 読書」の…

「言葉は最高の食料なのです」 〜『調理場という戦場』より

誰かの発した一言に、耳がピクッと反応し、頭にこびりついて離れなくなる。先日、本好きが集まるオフ会でそんな体験をした。 斉須政雄さんの『調理場という戦場』 「言葉は最高の食料なのです」 このフレーズは、フレンチレストラン コート・ドールの斉須政…

【はじめます!】佐渡島庸平さんの『ぼくらの仮説が世界をつくる』読書会

1月に感想を書いた佐渡島庸平さんの『ぼくらの仮説が世界をつくる』。この本を、コミュニティ運営者が集う【CMC読書会】で課題図書としてとりあげ、1ヶ月間かけてディスカッションすることにした。 bokuranokasetsu.com CMC読書会15『ぼくらの仮説が世界を…

「眠っている魂をゆり動かし、これを呼び醒ます」 〜『修身教授録』より

先日参加した読書会 人間塾in東京で、森信三さんの『修身教授録』を読んだ。 森信三先生の『修身教授録』 修身教授録 (致知選書)posted with ヨメレバ森 信三 致知出版社 1989-03-01 AmazonKindle楽天ブックス 第1回読書会でも課題図書としてとりあげられて…

「コミュニティ×ストレングス」が働き方を変える! ~『ぼくらの仮説が世界をつくる』を読んで湧き上がった仮説。

2017年 最初の一冊として、佐渡島庸平さんの『ぼくらの仮説が世界をつくる』を読んだ。 コミュニティプロデューサーを育成するコルクラボ 『ぼくらの仮説が世界をつくる』は、昨年 雑誌「編集会議」で何人もの方が推薦していたのをきっかけに購入したもの。…

【御礼&報告】読書会「よみかい in 未来食堂」ができるまで。そして「ほしい未来」へ。

偶然が偶然を呼び、思ってもみなかった結果を引き起こす。 この1ヶ月で、そんな貴重な体験をすることができた。 満員御礼! 読書会「よみかいin未来食堂」 12月17日開催の「よみかい in 未来食堂」は、おかげさまで【壱】【弐】の両読書会とも当初定員(12…

【よみかい in 未来食堂】語りたいのは ただめし本? コミュマネ本?

先日、嬉しい知らせが届いた。未来食堂 店主・小林せかいさんが、日経WOMAN ウーマン・オブ・ザ・イヤー〈食ビジネス革新賞〉を受賞したのだ。 オンライン読書会で『未来食堂ができるまで』をとりあげたご縁で、お店にも3回ほど足を運び、オンラインでも何…

【宿題のない学校】と【「夢中を止めない」育て方】に共通するのは?

先日、Facebookでシェアされてきたある動画に衝撃を受けた。それは、マイケル・ムーア氏がフィンランドの教育についてインタビューするドキュメンタリー映画のワンシーン。 「宿題」は時代遅れ!? まずはこちらをご覧いただきたい。 最初に登場する女性はフ…

『未来食堂ができるまで』読了メモ:「コミュニティ作りをしない」からこそ惹きつけられる場所

あなたの“ふつう”をあつらえます このフレーズをコンセプトに掲げているのが、東京・神保町にある未来食堂。本ブログを読んでいるあなたなら、耳にしたことがあるんじゃないだろうか。miraishokudo.com店主・小林せかいさんが理学部数学科卒のエンジニアだっ…

『影響力の武器』“6つの原理”と防衛法まとめ

前回は、『影響力の武器』で解説された6つの原理から「コミットメントと一貫性」を選び、その功罪と防衛法について書いた。 今回は、470ページ超にぎっしり記述されている6つの原理について、気になる記述と日常生活での「あるある」シーン、および、それ…

「コミットメントと一貫性」の功罪 〜『影響力の武器』でハッとしたこと

真っ青な表紙とインパクトある文字のこの本、 書店やWebサイトで目にした人も多いのでは? タイトルは以前から目にしつつ、なかなか食指がのびなかったこの『影響力の武器』。古典的な香りもするが、原書初版は 1985年なので実はまだ30年前のものだ。 「まえ…

『アート・オブ・コミュニティ』読書会、はじめました

2ヶ月に一度、偶数月に開催しているCMC読書会。 2016年8月は、Jono Bacon氏の『アート・オブ・コミュニティ』を課題図書として開催中。→https://www.facebook.com/groups/CMCbookclub/ 『アート・オブ・コミュニティ』 2011年5月に発売された本書。 そのサブ…

「やさしさ」は働く人を変える? 〜ホテルアソシア名古屋ターミナル 柴田秋雄さんに学ぶ

強くなければ生きていけない 優しくなければ生きる資格がない 有名なこの台詞*1を語ったのは、レイモンド・チャンドラーの小説に登場する私立探偵フィリップ・マーロウだが、本エントリでは台詞の後半にある「やさしさ」に注目してみたい。 「なぜ、やさしさ…

「数年後に受けると変わるのか?」 ストレングスファインダーで34資質全順位を公開して分かったこと

過去にこのブログでも何回か取り上げた「ストレングスファインダー(StrengthsFinder)」という 強みのもと(資質)を調べる診断ツール。 全世界ですでに 1,400万人以上が受けているそうだ*1。www.gallupstrengthscenter.com ストレングスファインダー(Stre…

『荘子』内篇で出逢った、言葉のごちそう 7選

2ヶ月ぶりに参加した読書会「人間塾」で、感じたこと、考えたこと。1週間たって改めて整理しておきたい。 (写真は、課題図書と読書会で描いたマインドマップ) 人間塾in東京 『荘子 I』に学ぶ読書会 参加したのは「こくちーずプロ - 無料で使えるイベント…