2009年もあと4日。この年末年始は旅行に出かけるため、blogを書けるのも本日が最終日。
はてなダイアリーの「今週のお題」にもなっているようなので、この1年に出会った「言葉のごちそう」のマイベスト 3つを昨年に引き続き振り返ってみたい。
「素直の初段」
2009年5月20日のエントリで紹介した、松下幸之助さんの言葉。
あの幸之助さんにして、毎日1回30年(=一万回!)念じ続けてようやく「素直の初段」になれるのだという。
このエントリで「感謝」について書いたからか、その後多くの場面で感謝の言葉が口をついて出てきた気がする。
今後も「ありがとう」「おおきに」を毎日言い続け、僕も「感謝の有段者」を目指していく努力をしていくつもり。
「人が一人前になるとき、その傍らにはかけがえのない他者がいる」
2009年8月15日の「人が一人前になるとき、その傍らには……」にて紹介。
中原淳さんらの「あなたも、一人の力で一人前になったわけではない」という指摘にはドキッとさせられた。
自分の成長はもちろんだが、後に続く人たちへ何を伝え、何を遺していくかを考えていきたい。そのために、傍らに寄り添い、率先垂範したり、励ましたり、そっと背中を押したりする役割を喜んで買ってでよう。
それが、いよいよ来年40歳に突入し、人生の折り返しにむかう身としての大切な責務だと思う。
「全世界を変えることはできませんが、自分自身を変えることは誰にでも可能です」
こちらは、2009年11月4日の「精神の方向性」にて紹介したもの。
この言葉からはムハマド・ユヌスさんの「貧困を無くしたい」という強い意志を感じたし、同時に僕らの無関心(精神の方向性の問題)にも気づかされた。
照れくささや「偽善じゃない?」という他人の目を気にして躊躇するのでなく、自分の信じる「住みやすい世界」に一歩でも1ミリでも近づくように、小さな行動を積み重ねていきたい。
さいごに
今年もたくさんの「言葉のごちそう」をいただけたことに感謝!
また、このblogを読んでくださったみなさんにも大感謝!!
2010年がみなさんにとって、よりいっそう素敵な一年になりますように!
※上でご紹介したマイベスト3本以外の「言葉のごちそう」エントリはこちら。
- 2009-01-10 「苦くて甘い今」と「くたばる喜び」
- 2009-01-13 強さと知性と愛を備えた生き物
- 2009-02-20 「失敗」と書いて「せいちょう」と読む
- 2009-02-28 どう生きるか、何をゴールに生きるか
- 2009-03-06 ストロークのつぼ
- 2009-03-08 父親≒男 ?!
- 2009-04-15 届いていた言葉
- 2009-06-12 足りないのは「時間」ではなく「スピード」だ
- 2009-06-14 素晴らしい「仕事」の定義
- 2009-06-26 頑張ってるヤツは、嫌いじゃないんだ
- 2009-07-04 「ノー」という効能
- 2009-08-11 「好きなこと、得意なことを見つけ、努力してうまくなり、人を喜ばす」
- 2009-08-12 “ちょっとかわいいとこあるから応援してやろうじゃないか”
- 2009-09-01 「日本発、オールジャパン」の志
- 2009-09-09 地酒とカクテルとライフワーク 〜『ライフワークの思想』から
- 2009-10-09 言葉のごちそうの宝庫〜月刊「致知」31周年
- 2009-10-23 「あなたはできる子に生んである」
- 2009-10-28 BELIEVE YOUR トリハダ〜『FREEDOM』
- 2009-11-18 真の雄弁は無言の実践の中にある〜『自助論』より
- 2009-11-23 幸せとは「乗り越えるのが楽しい不幸」
- 2009-12-12 「激しく考え、優しく語る」(山折哲雄さん)
- 2009-12-13 「人間の耳にはフタがない」(北川憲司さん)
- 2009-12-15 他人のチャレンジを笑う者は自らのチャレンジに泣く