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2011年振り返り:「言葉のごちそう」ベスト3

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2011年もあと数日で幕を下ろす。


今年も、この1年間にいただいた「言葉のごちそう」を振り返り、自分にとって特に深く心にささった3つを記録しておきたい。

「期待ではなく信頼する」

1つめは、7月21日のエントリで紹介した島田紳助さんの言葉。自分のお子さんたちに対して実践していることの一つなのだとか。


オリジナルは、『島田紳助100の言葉』の「98:愛しているから、期待はしない。でも信頼しているよ」。

島田紳助100の言葉 (ヨシモトブックス)

島田紳助100の言葉 (ヨシモトブックス)


最近では、職場でも家族といてもこの言葉を意識するようになった。例えば、息子の卓球試合を応援に行ったときも、「頑張れ!」「負けるな!」「勝て!」とは祈らず、「信じてる」と心の中で唱えるようにしている。これが正しい解釈なのかは分からないが、結果的に僕ら家族にはよい効果をもたらしているようだ。


期待しない。けれども、相手を心から信頼する。
2012年も、この心がけは持ち続けていきたい。


「気づいた人が、世界を変える」

2つめは、10月2日のエントリで紹介した出口治明さんの言葉。藤沢久美さんの社長Talkに登場された際、後半で語っていた印象的なフレーズだ。


特に、次の言葉が強く印象に残っている。

気がついた人が…
周囲の人を巻き込んで…
行動しなければ…
何一つ世界は変わらないですよね


僕自身、ゲリラ的に一人で始めた取組みを徐々に広げることをいくつかやってきたが、「巻き込む」という意識はそれほど強くなかったように思う。基本的には「効果があることなら皆も真似するだろう」と考えており、どこかで「乗ってこない周りが悪い」と人のせいにしていたのかもしれない。


この10月には「僕たちは世界を変えることができない。」という映画*1も公開されていたが、いまの僕は「自分の周りの小さな範囲からなら必ず変えることができる!」と信じている。もちろん、初めはウンともスンともいわないことばかりだろうし、たとえ動いたとしても 1mm や 1cm レベルかもしれない。それでも、本人に進めようという意欲があり、周りを巻き込むという意識があれば、きっといつかは世界を善きものに変えることができるだろう。


そう、これからもまず自分から行動していこう。
そして、よいと信じる活動には、自信をもって同志を募り巻き込んでいこう。

「今日、笑うんですか?」

3つめは、12月11日のエントリで紹介した衛藤信之さんの言葉。


ヴィクトール・フランクル氏の印象的な呼びかけ(「人生を問うなかれ。人生があなたに何者かを問いかけている」)からも言えるように、今日をどんな一日とするかは自分自身の行動や思考の積み重ねが決めているのだ。


昨年始めてすっかり定着した習慣に「その日にあった、よかったこと3つを記録する」がある。僕は、twitter 上に「#3good」というハッシュタグをつけて投稿しているのだが、このことも意識を「快」「喜」「笑」の方へ向かう助けになっているように思う。


そんなわけで、今日も一日、笑ってすごそう。

おわりに

今年もまたたくさんの「言葉のごちそう」をいただくことができました。ごちそうを僕に届けてくれたみなさん、本当にありがとうございました。


みなさんにとって、2012年が素敵な一年になることをお祈りしています。


*1:実際には映画タイトルの後には、“But, we wanna build a school in Cambodia”というサブタイトルが続いている。