「1年間に出逢った素敵な言葉(=言葉のごちそう)を振り返る」エントリ、2019年版です。
2019年「言葉のごちそう」ベスト3
以下で、1つずつ紹介すると…
Be Nice, Be Respectful
これはQ&Aサイト"Quora"の基本方針を示したフレーズで、頭文字を取って BNBR と称されるもの。日本語にすると「いつも思いやりと敬意を示すこと」。
Quoraには2017年にアカウントを作ったけど、本格的に回答・質問をするようになったのは今年2019年から。この基本方針があることが、他のQ&Aサイトと一線を画していて、なんとも心地よい雰囲気を醸し出している。おかげで、空き時間にはついついQuoraにアクセスしてしまう(笑)。
僕には、Q&Aコミュニティはノウハウ・知識を流通させるのに最も効率的&効果的だ、という持論がある。2001年には「優れた質問がエキスパートの知恵を引き出す」という想いを込めて、勤め先にも社内Q&Aコミュニティサイト「知恵DAS」を立ち上げた。(社内インフラ整備にともない、つい先日 17年10ヶ月間のサービス終了を迎えたばかり)
そんな 2019年、僕の心をがっちりつかんだ Quora。その根幹となるフレーズ ”Be Nice, Be Respectful” は、今年一番の「言葉のごちそう」となりました。
※詳しくは、以下の note に…。
死で人生は終わる、つながりは終わらない
読書会人間塾の3月の課題図書『モリー先生との火曜日』からの一節。

- 作者:ミッチ・アルボム
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2004/11/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
余命宣告され、毎週会うたびに身体も動かなくなっていくモリー先生。まさに「死」がすぐそこまで迫っているはずなのに、本書内で語られている言葉は、ユーモアや優しさにあふれたもの。だからこそ胸に響きます。
(略)
極め付きは、亡くなる約1週前の”授業”でミッチに語ったこの言葉。
「死で人生は終わる、つながりは終わらない」
読書会当日午前には、森信三さんの「私も影のように参加させてほしい」という言葉にも出逢っていたため、余計に味わい深く感じられたフレーズでした。
※詳しくは、以下の note に…。

- 作者:ミッチ・アルボム
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2004/11/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
これで生きていきたいと思いました
先日、Real Soundの記事「渋谷すばると錦戸亮、グループから離れ新たなスタート地点に ソロ活動からみえるそれぞれの音楽表現 - Real Sound」を読んだ。
記事では、関ジャニ∞を卒業した渋谷すばるさん、錦戸亮さんについて、今後のソロ活動での音楽表現の展望が語られていた。意外だったのは、アーティスト記事なのに、長くキャリアを積み上げてきた二人の男性のキャリアチェンジストーリーという印象の方が強かったこと。
なかでも、渋谷すばるさんの「ぼくのうた」の歌詞に、強く心惹かれるフレーズがあった。
歌を歌わせて頂けませんか
歌を歌わせて頂けませんか
色んな事やって来たけど
これで生きていきたいと思いました
音楽に救われて
音楽に絡まって
ソロデビューアルバム冒頭に収録されている「ぼくのうた」は、ジャニーズ事務所を独立してソロデビューした直後の、いわば自己紹介的な一曲。「良い歌だけを歌って生きていこうと思います」という告白のあと、「これで生きていきたいと思いました」という宣言は、彼の心意気が語られているフレーズだと感じた。
(上で挙げたのは2番の歌詞。3'40"あたりから)
おわりに
2019年もたくさんの「言葉のごちそう」をいただきました。
なかなか記録がおぼつかず、悩ましい一年でしたが、本当に感謝しています。
2020年は50歳の節目を迎える年。論語では孔子が「天命を知る」とした年齢でもあります。
すばるくんが歌うように「これで生きていく」をつかむ一年にしていくつもりです。こんな「ぼく」ですが、引き続きよろしくお付き合いのほどを。