Q&Aサイト ”Quora” をご存知だろうか?
Quora
Quoraは、Facebook 初代CTOだったアダム・ディアンジェロ氏が創業者 兼 CEOを務める会社である。また、「世界中の知識を共有し、広め深めること」をミッションとする同社が運営する知識共有Q&Aサイト名でもある。
Quora英語版サイトは2010年6月にリリースされ、もうすぐ10周年。日本語版のリリースは 2017年11月なので約2年半前、意外に最近なのである。
日本で Q&Aサイトというと、広範なジャンルを対象とした Yahoo!知恵袋 や OKWave、人力検索はてな 等がある。また、IT系に特化したサイトなら、Stack Overflow や Qiita なども。*1
上記サイトに比べて Quora はかなり後発だが、他サイトと違って「実名制」という特徴があり、ユニークな発展をしている感じ。
Q&A に加えて「スペース」というテーマコミュニティができてから、利用者の滞在時間が長くなった気がする。
Quora 1000日チャレンジ
さて、そんな Quora 上で昨年7月に回答数が累積100件を超えた。それを機に始めたのが、「1000日チャレンジ」という活動だ。
前RTの #1000日チャレンジ 。
— 堺寛 / Hiroshi SAKAI (@hiroc_sk) 2019年7月28日
「@QuoraJP 上の質問へ1日1個 回答する」で始めます。
「質問」の方がハードルが高くてチャレンジ感はありますが、「回答」も従来ペースの約3倍なのでまずはこちらから。https://t.co/E01wvd7BcO
【宣言!】Quora回答 1,000日チャレンジ - Q&Aコミュニティ考 - Quora
本日現在、239日が経過。1000日のうち約4分の1が過ぎた段階で、どんな状態にあるのかを記録しておきたい。
回答数
- 総回答数 362件
チャレンジ開始当初、僕が実施した回答は 104件だったので、その後 258件投稿したことになる。
1日あたり約 1.08件。まれに投稿しない日もあったものの、概ね毎日1件のペースで回答できた。
閲覧数、高評価数、シェア数
1枚目は直近1年、2枚目は全期間を示したグラフ。
チャレンジ開始の2019年7月後半以降、閲覧数の平均値が高くなっているのが分かる。コンスタントな投稿によって閲覧される回数が増え、高評価やシェアも増えてきたようだ。
なお、過去の回答も時々思い出したようにアクセスが伸びることがある。定期的な投稿によって光が当たるのだろう。
私的 回答5選
僕自身の興味やフォロー中トピックの関係で、本や京都、名言ネタが多い。この期間の回答のうち、自身で気に入っているものをいくつかご紹介するので、読んでみてもらいたい。(Quora 上のQ&Aの雰囲気がつかめると思うので)
まとめ
古くて新しいサービス「Q&Aコミュニティ」。質問をトリガとして誰かの知識や知恵を引っ張り出す形態は、AI全盛の今でもまだまだ可能性があると考えている。
なにより、Quora上のやりとりは知的好奇心が刺激されて楽しいのだ。
今後も、1000日目に向けてコツコツと回答を続けていきたい。*2
追記
Quora上には「Q&Aコミュニティ考」というスペースも作って、情報を集めています。
Q&Aコミュニティという形態での知識交換のやりとりにご興味あれば、ぜひご参加ください。
jp.quora.com