「イノベーターシップってなんだろう???」
2ヶ月に1回、「コミュニティ運営のヒントを本から学ぶ!」を合言葉にオンライン読書会を開催している。
今月は、徳岡晃一郎さんの著書『未来を構想し、現実を変えていく イノベーターシップ』が課題図書だ。
徳岡晃一郎さん著書『イノベーターシップ』
「イノベーターシップ」という聞きなれない言葉、第1章に次のように定義されている。
マネジメントが課題達成の力であるのに対して、リーダーシップはビジョンを描き人々を動機づけていく力。そして、イノベーターシップはそれらを土台にして高い志で未来の社会を創造していく力だ。(p.27)
イノベーターシップとは、未来の社会とそこへ至るシナリオを構想し、その実現のために既存のしくみに頼らず、産業横断的なネットワークで新たなエコシステムのパートナーを見つけ出すこと。同時に既存のしがらみをぶち壊すために哲学を語り、実践から試行錯誤で学びながら新たなパラダイムを提示する。
なんだかすごく高尚なことのようにも思えるし、結構どろくさく地べたをはいつくばるような力のようにも感じられる。
現時点では、創造する「未来」へ着目したリーダーシップやスキルという風に理解した。
場づくり力 〜人々をつなげ、知を共創するハブになっているか
イノベーターシップのために必要な5つの力がある。
不条理に立ち向かい、仕切っていくためには(略)「5つの力」すなわち、「未来構想力」「実践知」「突破力」「パイ(Π)型ベース」「場づくり力」が必要となる。(p.34)
今回の読書会は、コミュニティ運営に関わる人・興味がある人で実施しているので、5番目の「場づくり力」を中心に語りあうことにしている。
ちなみに、「場づくり力」を解説した第6章のサブタイトルは、「人々をつなげ、知を共創するハブになっているか」。
なかなかに興味深い。
オンライン読書会はいつでも参加大歓迎
CMC読書会は、Facebookグループで1ヶ月かけてやりとりするもので、出入りは自由。
本書『イノベーターシップ』読書会についても、これからの参加も大歓迎なのでご興味があればこちらからどうぞ。
https://www.facebook.com/groups/CMCbookclub/
CMC読書会は「コミュニティ運営のヒントを本から学ぼう!」をコンセプトとして、隔月開催しています。2017年6月は徳岡晃一郎さんの『イノベーターシップ』を読み込み中。https://t.co/LXfpyCh63K pic.twitter.com/OCNgF6UOdY
— Hiroshi SAKAI (@hiroc_sk) 2017年6月7日