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いい歳をしてYOASOBI にハマる

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気がつけば大晦日。
悲しいこと、悔しいこと、辛いこと、もちろん嬉しいことも色々あった2020年。

振り返ってみて、日常生活での大きな変化だったと感じるのは、YOASOBIとの出逢いだ。
www.yoasobi-music.jp

STAY HOME期間に知ったYOASOBI

新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言が出た際は、勤め先でも大わらわだった。リモートワークに関する各種制度やルールを整備したり、現場での運用を考えたり、「すわ、感染か!?」となって情報を集めたり各所に報告したり…。

勤務も在宅中心となり(僕自身は週に何度か出勤していたが)、休みの日も外出できない日々がつづく。そんな「STAY HOME」が叫ばれている5月半ば、ひょんなきっかけでこちらの動画を観た。

▼YOASOBI - 夜に駆ける / THE HOME TAKE

当時は、YOASOBIというユニットも、「夜に駆ける」という曲も、ちらっと耳にしたことがある程度だった。たまたま、Little Glee Monsterや The Gospellersなどの動画を観たことがあったYouTubeチャンネル ”THE FIRST TAKE” で、YOASOBI ボーカル ikura さんの「夜に駆ける (HOME TAKEバージョン)」の配信を知ったのだ。

シングル版とは異なるこのミディアムテンポアレンジ版の演奏を聴き、ikuraさんの高い歌唱力とピッチの良さ、高音部のキュッとした歌い方や語尾がくるっと返る声の魅力を感じた。さらに、曲を聴き込んでいくほどに Ayaseさんの書くメロディーや歌詞の良さを強く意識することになる。

また、「小説を音楽にするユニット」という YOASOBI のコンセプト自体もとても興味深いもの。原作小説をいったんバラしたうえで、印象的なキーワードから物語を再構成していく手際がすこぶるよくって、謎解きや推理小説をみるような爽快さがある。

夏以降、次々に発表された新しい楽曲(たぶん、群青、ハルカ)も、どれも期待を超える出来映え!(個人的な一番の気に入りポイントは、「群青」の「あぁ゛〜」の部分)。そんなこんなで、50歳を超えた身で YouTube や Spotify で楽曲をリピート再生する毎日なのである。

YOASOBI配信限定シングル

各種ストリーミングサイトで配信されているシングル曲は、2020年12月31日現在 次の6曲。以下では、原作小説へのリンクとあわせて、YouTube上のMusic Video動画をご紹介する。

「夜に駆ける」(2019年12月15日 リリース)

原作小説「タナトスの誘惑」(星野舞夜 著)
https://monogatary.com/story/33826

「あの夢をなぞって」(2020年1月18日 リリース)

原作小説:『夢の雫と星の花』(いしき蒼太 著)
https://monogatary.com/story/38869


「ハルジオン」 (2020年5月11日 リリース)

原作小説:『それでも、ハッピーエンド』(橋爪駿輝 著)
https://cp.zone-energy.jp/music/yoasobi/novel/


「たぶん」(2020年7月20日 リリース)

原作小説:『たぶん』(しなの 著)
https://monogatary.com/story/48324


「群青」(2020年9月1日 リリース)※MV公開は12月1日

マンガ『ブルーピリオド』(作・山口つばさ)とのコラボ楽曲。

原作となったコンセプトストーリー「青を味方に。」
https://www.bourbon.co.jp/alfortmini/originaltext/


「ハルカ」 (2020年12月18日 リリース)

原作小説:『月王子』(鈴木おさむ 著)
https://monogatary.com/story/109216

紅白歌合戦出場!

11月16日に紅白出場歌手発表に名前がなくて「なぜYOASOBIが出ないんだろう?」と不思議に思っていたら、12月23日に「YOASOBIの初出場が決定!」と発表あり。

https://www.nhk.or.jp/kouhaku/topics/topics_201223-1.html


この異例の追加発表の背景にあったのも、CD未発売ながらMV動画の再生数が合計2億回超えし、ストリーミング配信数も軒並みランキング上位に入ったことが影響したに違いない。

今晩の演奏がテレビでの初パフォーマンスなんだとか。こちらも今から興味深い。

追記:NHK公式YouTubeチャンネルに歌唱動画

放送直後にアップされ、1月3日18時現在すでに再生300万回越え!(出演アーティスト動画の中でダントツ1位!)

(YouTubeでの公開はすでに終了。以下は1月1日夕方の公式ツイート)



ついに物理的な音盤が!

2021年1月6日には、これまで発表した6曲に加えて、新曲「アンコール」、さらに「Epilogue」「Prologue」を収録したEPが発売される。

01 Epilogue
02 アンコール
03 ハルジオン
04 あの夢をなぞって
05 たぶん
06 群青
07 ハルカ
08 夜に駆ける
09 Prologue

このCDリリースも後押しし、2021年も YOASOBI の勢いはとまらないはず。(さっそく予約も済ませました 笑)

今後も、Ayaseさんの素晴らしい楽曲と ikuraさんの歌声で楽しませてもらうつもりだ。

いい歳をしても、いや、いい歳だからこそ、「いいものはいい」と応援していきたい。

関連情報

J-WAVE「WOW MUSIC」で、YOASOBIの二人と aikoさんが曲づくりについて語りあった動画。ソングライター同士の尊敬と関心が入り交じったやりとりが興味深い。

▼【YOASOBI】aikoとの音楽談議/「花火」「カブトムシ」の制作秘話/aiko DTMを始める【J-WAVE・WOW MUSIC】


なお、Q&Aコミュニティ Quora でも、YOASOBI関連のQ&Aにはちょこちょこ参加している。ご興味あれば、こちらもどうぞ。

お題「好きなシリーズもの」