ここ2ヶ月ほど、「聴く」ことに向き合う日々を過ごしていた。
職場では、部門マネジャー5人との通常1on1に加えて、部門全員との面談を実施して、率直な意見をもらえたし、メンバや担当業務についても新たな発見もあった。
一方、社外でも「聴く」トレーニングを受けていた。エール株式会社が提供するサービスの聴き役(=サポーター)になるためのスタートアップセッションの受講という形である。
僕の場合、公私ともに日常会話では聞き役に回ることが多く、聞く行為自体に苦手意識はないのだが、「ただ聞いているだけでいいのだろうか?」という疑問が思考の奥の奥にずっと横たわっていた。
その疑問や不安は、昨日の最終トレーニングセッションで払拭できた。「ただ漫然と聞く」のではなく「意識して積極的に聴く」ことが大切なのだ。これは字面だけの話ではない。実際にリードサポーターの方に聴いてもらう体験を通じて、聴いてもらうことの喜び・安心感・解放感を得ることができた。さらに、この感覚を他の人にも味わってもらいたいと心から思えた。
YeLL説明会で話のあった「聴く連鎖」はまさにここから始まるのだろう。勤め先への副業申請は済ませているので、このあとは業務委託契約を締結し、実際にクライアント企業の方のお話を聴くフェーズへ進む。もちろんドキドキする気持ちはあるが、ワクワクする気分のほうが大きい。「聴く連鎖」が一人でも1時間でも1mmでも、進展することに貢献していきたい。
追記:
改めて『LISTEN』を読んでみようと思う。
部門マネジャーと1on1してると沈黙のシーンはたまにある。最初の頃は焦って言葉をつないでいたけど、最近は待ち方を覚えた。
— 堺 寛|つながりの芽を育てる (@hiroc_sk) 2023年7月22日
今なら、最後に紹介されていた『LISTEN』からより多くを学べそう。
▼部下との1on1でしばしば訪れる「沈黙」、上司は決して口をはさんではならない https://t.co/C7SVaNSrfY