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中国・大連で感じた3つのこと

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6月19日から23日にかけて、生まれて初めて中国へ行ってきた。


訪問したのは、中国東北部遼寧省にある大連(Dalian)。
新潟県とほぼ同じ面積(12,500平方km)に、人口 約600万人が住み、日本をはじめ多くの外国企業が進出している経済先進地域である。*1
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E9%80%A3%E5%B8%82


今回は、仕事関係での訪問だったので、観光地などをまわる時間はなかったけれど、4泊5日の滞在でいくつか感じたことがあるので記録しておく。キーワードは、縁・文化・エナジー。

「縁」を大事に

現地では、それはそれは歓待していただいた。
もちろん仕事での訪問だったこともあるのだが、とても細やかに気遣いいただいた。
以前日本で会ったメンバとも再会し、近況を語り合えたのも「ご縁」を感じる瞬間だった。


また、酒席には、アルコール度数 50度を越える「白酒」も登場!
一気に飲み干すのは体力的に厳しかったけど、グラスの底で円卓を叩く乾杯のあと賑々しく話ができたのはよかった。


個人的には、以前同じ会社でお世話になっていた先輩に再会できたのも嬉しくありがたかったなぁ。

「文化」のちがい

空港から大連市街地への移動中、車から見える気になったのは幹線道路を横断する人の多さ。
車がビュンビュン飛ばしている道でも、横断歩道のない場所(ある場所が少ないのかもしれない)を涼しい顔でゆったりと渡っていく人たち。初日は、車内からドキドキしながら見ていたが、最終日には自分も普通に横断できるようになっており、「人間って環境に順応できるもんだな」と思った。
車も車線変更をガンガンするし、クラクションは挨拶のように鳴り響く。別に怒っているわけではなく、それが普通だとのこと。


あと、街でみかけた人の大半は、スマホを使っていた。ひょっとすると日本よりも普及率が高いかも…。*2
展示会の受付にいるコンパニオンのお姉さんが仕事中に使っていたのには、ちょっと驚いたが…。日本人が生真面目すぎなのか?


なお、メールよりも Instant Messenger を使うことが多く、なかでも Tencent社(腾讯)の QQ が主流なのだとか。*3
http://www.imqq.jp/index_pc.html (日本語版 公式サイト)


あと、食べる方でいえば「大連といえば餃子」という言葉もあるそうで、たっぷり堪能してきた。エビが入った餃子は日本でもよくあるけれど、魚のすり身が中心の餃子は新感覚でおいしかった。


ほかにも、盛りつけてある食材を見て頼む。メニュー兼レシピみたいなのも新鮮で面白かった。写真でみて選ぶよりも、とても合理的なのかもしれない。

「エナジー」あふれる街と人

街なかでどんどん建設が進むビル。なかには、お城のようなマンション(ホテル?)も…。


今まさに経済的に発展を続けているというエナジーが街のいたるところで感じられた。日本の高度成長期のような感じ。
大連駅そばの人の多さにも驚き!


この街が、今後3〜5年でどんな風に変わっていくのか、とても楽しみである。


以上、今回訪問時に感じた縁・文化・エナジー。
次に訪れたときにも感じてみたい。


D04 地球の歩き方 大連 瀋陽 ハルビン 2013

D04 地球の歩き方 大連 瀋陽 ハルビン 2013


追記(2013/7/7): 写真を追加してレポートもちょっと加筆。

*1:大連市郊外には、日露戦争の部隊となった旅順・二〇三高地もある

*2:こんな記事もありました。中国のスマホユーザは2012年末で3億人!? → http://blog.livedoor.jp/kakyosha_nissy/archives/24107845.html

*3:QQ IM の同時接続数をグラフィカルに表示するサイト。夕方以降はつねに1億人超え! → http://im.qq.com/online/index.shtml