ネットで見つけた嶋田毅さん(グロービス経営大学院 教授)の言葉。
人間は自尊心の生き物である。どんな人間でも、口にこそ出さないものの、最も大切かつ最も正しいのは自分であり、他人は自分をそのように扱う義務があると考えている。たとえ明らかに間違ったことをした場合でも、「自分がそんなことをするわけない」と、傍目には見苦しい理由付け(合理化)さえしようとする。そうした人間に対して、(たとえ本当のことであったとしても)間違いや落ち度を公然と指摘したりすれば、態度を硬直させ、非協力的になるのは必然の帰結だ。
同様のことを、デール・カーネギー氏の『人を動かす』を読んで激しく共感した覚えがある。
でも、けっこう公然と指摘して勝ちたがる人が多いんだよなぁ。あらためて気をつけよう。
- 作者:カーネギー, デール,Carnegie, Dale,博, 山口
- 発売日: 1999/10/31
- メディア: 単行本
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この1週間、自他の発言をこの観点で意識して過ごしてメモに残す。(ことばカラーバスみたいなものかな?)