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たくさん教えてくれた〜こやぶかずとよさんのプリン

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小藪千豊(こやぶ・かずとよ)さんをご存知だろうか?


僕ら世代の関西出身者は、土曜に学校から帰って昼ごはんを食べた後、必ず観たであろう吉本新喜劇のテレビ放送。

その吉本新喜劇の現座長のひとりで、東京進出の立役者が小籔さんだ。


そんな小藪さんが、かなりの音楽好きで演奏やイベント開催しているのを、つい最近の対談番組で知った。

ミュージック・ポートレート 小籔千豊×水川あさみ

「あなたの人生で大切な音楽を10曲、選んでください」

こんなテーマで2人のゲストが10曲を選び、曲にまつわるエピソードを語り合うのが「ミュージック・ポートレート」(毎週木曜22時 Eテレで放送)。7月21日、28日の2夜にわたって水川あさみさんと小籔さんとの対談が放送されていた。




小藪さんが、5曲目「飛躍のきっかけ」として紹介していたのが、”こやぶかずとよ”名義でうたった「プリン」という曲

吉本新喜劇でまだブレイクする前のこと、病気で入院したお母さんを見舞ったとき(そして帰らぬ人となってしまうのだが…)のエピソードを歌にしたものだという。

悲しいけれど、とても素敵な曲だった。


こやぶかずとよ「プリン」

プリン

プリン

  • こやぶかずとよ
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes
(歌詞全文は、こちら


小薮さんのお母さんが亡くなったのは55歳という若さ。僕の父は60歳のとき亡くなっており、曲の最初と最後に出てくる「たくさん教えてくれた」のフレーズがやけに胸にしみてくる。


今日 8月16日、京都では五山送り火が行われる。

お盆のあいだ帰ってきていた魂が、また天上へと戻っていく日。「ありがとう」「またね」という想いをもちつつ、この曲をあじわって聴こう。

小藪さんの選んだ10曲

1曲目 「移民の歌(Immigrant Song)」 レッド・ツェッペリン
2曲目 「大阪ラプソディー」 海原千里・万里
3曲目 「黄昏’95~太陽の季節」 TOKYO No.1 SOUL SET
4曲目 「時代」 中島みゆき
5曲目 「プリン」 こやぶかずとよ

6曲目 「糸」 中島みゆき
7曲目 「光と影」 ハナレグミ
8曲目 「Tea!Tea! No! Oh,,,喫茶?」 ビッグポルノ
9曲目 「風吹けば恋」 チャットモンチー
10曲目 「Somebody Stole My Gal」
 

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