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「念ずれば花ひらく」八字十音、言霊の響き

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今月に入ってから、『坂村真民 一日一言』を読んでいる。

この本は、詩人・坂村真民さんの詩集や著作のなかから、致知出版社 藤尾秀昭さんが366語を選び、1月1日から12月31日まで一日一言の形でまとめたもの。

真言「念ずれば花ひらく」

本書のなかに何度も登場するのがこちらの言葉だ。

念ずれば花ひらく

これは、坂村真民さんの代表作品であると同時に、「八字十音の真言」として大切にしてきた言葉なのだそう。

「念ずれば花ひらく」詩人 坂村真民さん96歳時の書
坂村真民さん、八字十音の真言「念ずれば花ひらく」


本書 3月3日の頁には、こんな風に書かれている。

字には言霊があり、視覚からくる霊力がある。
だからどうしても八字でなくてはならぬ。
わたしが八字十音と強く言うのは字数の不思議、音感の不思議を知ってもらいたいからである。

音だけでなく、目に飛び込んでくる文字にも力がある。
後半の「花ひらく」の部分は、「花開く」では力がこもらないためダメなのだ。


前回記事で紹介した植松努さんも、「思うは招く」という言葉を大切にされている。内容的にも、「念ずれば花ひらく」に通じるような、社会や人間への絶対的な信頼感が伝わる言葉だ。


言霊、信念、こだわり・・・。
僕は、そして、あなたは、どんな真言を抱いているだろうか。


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坂村真民さんの素敵な詩「あとから来る者のために」。
以前のブログ記事に書いたので、こちらも味わってみてください。
あとから来る者のために - Pay it Forward - ヒト感!!

関連リンク

(参考)『坂村真民 一日一言』に学ぶ読書会

1月30日、一般社団法人 人間塾が主催する読書会で、『坂村真民 一日一言』を読んで語り合います。よろしかったらご参加のほどを!
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