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連載インタビュー「ザ・チェンジ・エージェント」掲載 & 『企業文化』/E.H.シャイン

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自在株式会社 *1のWebサイト上に、インタビュー記事を掲載していただきました。

インタビュー「ザ・チェンジ・エージェント」

記事は、連続インタビュー「ザ・チェンジ・エージェント 〜人の心に火を点け 現場から組織・社会を変える人たち〜」<実践編>の5人目として、3回にわたって掲載されています。
http://jizai.lolipop.jp/92/117/114.html


金井壽宏さんから始まるこの連載に自分が名を連ねているのは不思議な気分ですが、自身の10年間の活動をあらためて振り返るよい機会をいただきました。インタビューしてくださった根本さん&横田さん、紹介してくれた鈴木さんにあらためて御礼を申し上げます。

「チェンジ・エージェント」from『企業文化』

さて、「チェンジ・エージェント」と言えば、ちょうど先週読んでいた E.H.シャイン氏の『企業文化』のなかに、次のような記述がありました。

企業文化―生き残りの指針

企業文化―生き残りの指針

  • 作者: エドガー・H.シャイン,E.H.シャイン,金井寿宏,尾川丈一,片山佳代子
  • 出版社/メーカー: 白桃書房
  • 発売日: 2004/09/16
  • メディア: 単行本
  • 購入: 1人 クリック: 5回
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チェンジ・リーダーには以下の3点の特徴が求められる。
1.信頼性。言うことを信じてもらえなければならない(無視されてはならない)
2.明白なビジョン。言うことが明白で腑に落ちるようでなければならない
3.ビジョンをはっきりと表明する能力。口頭および書面で、自分たちが認識したことは何であるか、また組織の将来にとってどのような関わりがあるのかを述べることができなければならない

いったん動機づけができれば、チェンジ・エージェント(これまでは変革チームと呼んでいた)は、変革を生じさせるためのいろいろな手順の開発へと進めていける。チェンジ・エージェントは、チェンジ・リーダーと同一の人であっても、違う人であっても構わない。正式にリーダーシップをとるべき職位にいる必要はない。実際、純然たるリーダーとしてあるよりも、むしろ触媒としてあるいはファシリテータ(議論の推進役)としての方がより効果的に働けることが多い。(p.141)


この中に「触媒」という表現をみつけて、とても嬉しくなりました。僕が8年ほど前に設定した個人ミッションが「誠実さと笑いで人と人をつなぎ、相乗効果を生むきっかけとなる」なので……。


これからも、集団としての化学反応を加速させる存在でありたいな、とあらためて思った次第です。


企業文化―生き残りの指針
エド・H. シャイン / 白桃書房 ( 2004-09 )

追記(2013/8/9)

自在サイト上でのURLが変更になったようです。
http://jizai.lolipop.jp/92/117/114.html

*1:自在株式会社は、「働く人々のワクワクする想いを引き出しサポートする」をミッションとして活動しておられます