昨日は、受講していたミドルマネジメント向けリーダーシップ開発プログラムの最終日。1ヶ月おきに計3回、複数の企業から15名強が集まる場は僕にとってすごく刺激的だった。
研修のなかで高揚した気持ちが薄れないように、最後のコマに作成した「目指すべきリーダー像」の一部を転記しておく。
個人ミッション*1をさらに拡張して、会社を元気にするリーダー。
- 「成果」にもっともっともっとこだわる → あきらめない、流されない
- 部下の成長を共に喜ぶ
- 会社のミッションを自ら体現し、社員が腹落ちする環境をつくる
カリスマとしてガンガン引っ張っていくリーダーはなれそうにない(目指したいとも思わない)が、紹介されていた「第五水準のリーダー」(サーバント・リーダーと近い?)は素直に目指してみたいと思える。
研修の最後に、コミットメント内容を宣言しあい、エールを交換しあった同志とは、ぜひまた時をおいて再会したい。お互いに一回り大きくなっているといいな。
参考図書
『ビジョナリーカンパニー2』
誰をバスに乗せるか、針鼠の概念、最後にはかならず勝つ、規律の文化、促進剤としての技術、弾み車…。
- 作者: ジム・コリンズ,山岡洋一
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2001/12/18
- メディア: 単行本
- 購入: 24人 クリック: 210回
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『代表的日本人』
第五水準のリーダーシップを体現する日本人の一人として、上杉鷹山の生き方を学ぶ
- 作者: 内村鑑三,鈴木範久
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1995/07/17
- メディア: 文庫
- 購入: 20人 クリック: 144回
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追記
当日いただいたエールのなかから、記憶に残しておきたいキーワードを以下に追記。
- つねに向上心。しつこくフォローはいやがられるけど必要
- 人とのコミュニケーション能力。苦手な部分も含めて、今後「人」でいくんだろうな
- 柔軟。仲間づくりには誠実さと笑いという信条が大切
- 会社全体に何ができるか、という視点。
追・追記
研修後につくった「自問リスト」も風化させないように記録しておく。
- 「その判断で、3年後の会社は元気になるか?」
- 「成果にこだわっているか?流されていないか?」
- 「部下を成長させるための仕事アサインができているか?部下の仕事をとっていないか?」
- 「恥ずかしくても教えを請うこと、いやがられてもフォローすることはできているか?」
- 「自分だけの学びで終わっていないか?巻き込み、広げていくのがキミの役目!」
- 「人を変えるのではなく、人が変わりたいと思える環境づくりをしているか?」
- 「先端技術をビジネスに活かすことに貢献しているか?」
*1:[誠実さと笑いで人と人をつなぎ、相乗効果を生むきっかけとなる」