11月22日付 朝日新聞 be on Sunday 紙上の読者相談コーナー「悩みのるつぼ」で、気になるフレーズを見つけた。
答えていたのは岡田斗司夫さん。
相談者(女性)のお悩みは、「自分は子どもが欲しくないし、それを前提として結婚したはずなのに、最近になって夫が『子どもが欲しい』と言い始めた。夫の望みはかなえてあげたいが、どうすればよいか」というもの。
この、相反する2つの要望を満たさなくてはいけない相談に対して、岡田さんは極めて合理的に答えを導きだしていく。曰く、いずれならより耐えられるかを考えて選択せよ、と。
ひとしきり結論が出たあとで、「理屈ではそうなのだが…」と切り出したあとで出てきたフレーズがこちら。
幸せとは「不幸の回避」ではなく、「乗り越えるのが楽しい不幸」だと思います。
もちろん、第3の選択肢を生み出していければ一番よいのだけれど、二者択一でどちらにもすっきり決めきれない場合*1には、そんなふうに考えてみるのもよいかも。
*1:「禁煙か発ガンか」「転勤か退職か」「仕事かアタシか」などなど?