Facebookグループ「子供によい本を伝えよう♪」で教えてもらい、初めて知ったのが「ぬいぐるみお泊まり会」という企画。
Googleで画像検索すると、楽しそうな写真がたくさん出てきて、見ているこちらがニコニコしてしまう。
ぬいぐるみお泊り会とは?
どんな企画なのかは、ネーミングや写真からほぼ想像がつくと思うが(笑)、分かりやすく解説している記事を見つけたのでこちらをご覧いただきたい。
夜の図書館にぬいぐるみがお泊まり 子どもは本好きに | 日経DUAL
(お子さんが本好きになる、というのは分かる気がする)
ぬいぐるみの図書館おとまり会を実施している・したことのある図書館。 | ぬいぐるみとおもちゃのWEBマガジン nuiguru_me(ヌイグル・ミー)
この「ぬいぐるみお泊り会」をテーマとした絵本もあるそうなので、小さなお子さんがいる方は読み聞かせてはどうだろう。きっと想像に胸ときめかせる表情が見れるはず。
- 作者: 風木一人,岡田千晶
- 出版社/メーカー: 岩崎書店
- 発売日: 2014/08/08
- メディア: 大型本
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起源や歴史は?
いつ頃から実施されている企画のかな?と思い、調べてみると、国立国会図書館の運営する「Current Awareness Portal」(図書館に関する情報ポータル)の記事にたどりついた。
- E1088 - 子どものお気に入りのぬいぐるみが図書館でお泊まり会(米国) | カレントアウェアネス・ポータル
- E1127 - 「ぬいぐるみの図書館おとまり会」現場の様子と舞台裏(日本) | カレントアウェアネス・ポータル
リンク先をたどると、Pittsburgh Post-Gazette の 2007年1月記事ですでに紹介されている。www.post-gazette.com
この中にこんな記述があるので、少なくとも 2006年夏には似たような企画が行われていたことがわかる。
Ms. Heywood said she got the idea from the Northland Library in the North Hills, which ran a similar program last summer.
ひょっとすると、図書館で働く方や読み聞かせボランティアなどをしている方は、当然耳にしている情報なのかもしれない。
ただ、初めて聞いた僕は「お金をほとんどかけなくても、子どもたちの想像力を掻き立る企画ができるんだ!」と強く感動したのはゆるぎない事実である。というわけで…、一人でも多くの人に知ってもらい、子どもたちの笑顔を増やしてほしいのでポストしておきます。