ヒト感!!

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『自分の小さな「箱」から脱出する方法』/アービンジャー・インスティテュート ■箱から出られなくなる(かもしれない)自分へ■

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「君には問題がある。当社で成功したいのなら、その問題を解決しなくてはならない」

これは、1ヶ月前に転職した主人公トムが、勤務先の幹部バドから言われたセリフ。
職場の幹部にこんな風に言われたら誰だってドキ!っとするにちがいない。


この本は、バドからのメッセージを中心に「人間関係」の教えがストーリー形式で綴られたもの。


帯にはこんな言葉が書かれている。

この本は、あなたをとりまく人間関係のトラブルを一挙に解決できる力を秘めています。
−−−金森重樹

僕自身、いまは人間関係についてそんなに苦手意識はないのだが、子どもの頃はとても苦手な時期があったし、これからもそうなる可能性はある。


そんなわけで、未来の自分にあてて、気になった箇所をメモ。

自分への裏切り

1.自分が他の人のためにすべきだと感じたことに背く行動を、自分への裏切りと呼ぶ。
2.いったん自分の感情に背くと、周りの世界を、自分への裏切りを正当化する視点から見るようになる。
3.周りの世界を自分を正当化する視点から見るようになると、現実を見る目がゆがめられる。
4.したがって、人は自分の感情に背いたときに、箱に入る。
5.ときが経つにつれ、いくつかの箱を自分の性格と見なすようになり、それを持ち歩くようになる。
6.自分が箱の中にいることによって、他の人たちをも箱の中に入れてしまう。
7.箱の中にいると、互いに相手を手ひどく扱い、互いに自分を正当化する。共謀して、互いに箱の中にいる口実を与えあう。

うん、あるなぁ。
特に5,6は意識しておくこと。