「1年間に出逢った素敵な言葉(=言葉のごちそう)を振り返る」エントリ、2018年版です。年をまたぎましたが、区切りの記録として。
好きで得意で役に立つ。ハッピーの種を蒔くお仕事
先ほど、本ブログの説明文(=タイトル下のタグライン)を少し変更した。
人生をハッピーにするヒト・モノ・コトバ、広めたい
これまでのフレーズ*1を短くシンプルにして、この場所で何を発信するかを明確にしたつもり。
きっかけは立花岳志さんの本
交流か情報発信か
先日、本屋で立花岳志さんの新刊を発見。しばし立ち読みしたうえで購入した。
初めは買うつもりはなくパラパラと眺めていた。このブログだって10年以上書いているし、記述内容もなんとなく「今更感」を感じたのだ(失礼!)。それでも購入することにした決め手は「友達との交流は、『情報発信』ではない」というフレーズだ。
実をいうと、ここ最近はブログを書くことに気重さを感じていた。「書きたくなるまで放っておく」という対応を取っていたので、ブログ執筆量は月に1〜2本程度。「どうしても書きたい!」と感じた出来事をなんとか書き上げて、ヒイヒイ言いながら公開する感じだった。
それでも、Twitter にはほぼ毎日なにか書き込んでいたし、Facebook でも気になる記事をシェアしたり、主催グループ上でのやりとりしていたので、自分ではそれなりに「情報発信」しているつもりでいた。
しかし、立花さんに言わせると、僕は「交流しかしていない人」であり、「情報発信している人」ではないらしい。
それぞれの違いは、こんな風に書かれている。
*1:従来のフレーズ→”「人は感情の生き物」だから、人生をハッピーにするヒト・モノ・コトバを広めたい!”
9/250 孤独じゃないボウリング
職場仲間とのボウリング
先日、久しぶりにボウリング場に行った。
貸靴を借り、重さを確かめつつボールを選び、2チームに分かれてゲーム開始!
みな、「何年ぶりだろう?」とか言いながら投球し、「うわ、曲がった」「惜しい…」「投げ方がカッコイイ」「お、これはイケたか!?」「すごいやん!」などと、ゲームに興じた。
つっこみあり、笑顔あり、ハイタッチありで、和気あいあいと盛り上がり、2ゲームのチーム戦の時間を楽しむことができた。(僅差だったものの優勝したので、個人的にも満足 笑)
「人を知る、職場を知る、業務を知る」
今回いっしょにボウリングに行ったのは、同じ職場の20代〜50代の9人。
「同じ職場」とはいうものの、正確に言うと、250人の部署のなかの別々のチームなので、普段の仕事はけっこう異なり、接点はそう多くない。
そんなメンバでボウリングをすることになったのは、社内SNSでのある一言がきっかけだった。
「積ん読本」の前に立つ
本好き特有の積ん読本問題
最近はネット書店が便利に使えるので、「これはいい!」「読みたい!」という本を見つけるとすぐに購入できる。そのこと自体はよいのだけれど、気がつくと積読本がどんどん溜まっていく。
我が家でも、念願の壁一面本棚をつくったのはよいが、今や5分の1ほどが未読本や読みかけ本で埋まっている(その数は、ゆうに100冊を超えている…)。
家庭内にちょっとした未読本書店があるような状態だ(笑)。
「積ん読」(あるいは「積読」)を検索するとたくさん記事にひっかかる。読書好きにとっては悩ましき日常といったところか。
本に呼ばれる感覚
「不安な個人、立ちすくむ国家」の時代に、僕たちはどう生きるか
最近読んだ2冊の本。生み出された時代背景や書かれている内容は違うのだけど、不思議なつながりを感じた。
『漫画 君たちはどう生きるか』と『不安な個人、立ちすくむ国家』
まずは、2冊について簡単に紹介すると…
原作 吉野源三郎、漫画 羽賀翔一
『漫画 君たちはどう生きるか』
吉野源三郎さんが1937年に発表した「君たちはどう生きるか」*1。
長く読み継がれてきたこの小説を漫画化しようという企画は、マガジンハウス 鉄尾周一さんが仕掛けたもの。この企画について、鉄尾さんが講談社の原田隆さんに相談したところ、羽賀翔一さんへ託すことになったのだとか。
原田さんは即答で僕の名前を出してくれて、「『ケシゴムライフ』を書いた羽賀くんという漫画家がいる。彼の絵と『君たちはどう生きるか』の世界観は合うんじゃないか」って言ってくれたとか。
そこからすべてが始まりました。
8月に発刊された漫画版は、初めて触れた若者から 過去に小説を読んだ世代まで巻き込み、雑誌やテレビでも大いに話題となった。つい先日、発行部数が100万部を超え、いまも増刷が続いている。
*2:タイトルは「『漫画 君たちはどう生きるか』誕生を支えた、もう一人の男」。ぜひ読んでいただきたい記事です