ヒト感!!

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「表紙をめくるその前に……」本好きにおくる思索・著述・読書の教え 〜『読書について 他二篇』

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「いたたた…。なんだ、この本?」

本好きにとってグサっと刺さる言葉が、ページをめくるたびに登場する。

  • 読書は、他人にものを考えてもらうことである
  • 良書を読むための条件は、悪書を読まぬことである。
  • 多くのばあい、我々は書物の購入と、その内容の獲得とを混同している

著者ショウペンハウエル氏は、「あらゆる時代、あらゆる民族の生んだ天才の作品だけを熟読すべき」と説く。

いやぁ、まったくそのとおりなんだけど……、積読本があふれかえった自室をみると、顔を覆いたくなる。


19世紀に書かれた『読書について』。
既読の方も多いだろうが、僕の読書体験とそこから得た学びを記録しておきたい。

ショウペンハウエル著『読書について 他二篇』

どんな本なのか?

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『イノベーターシップ』に学ぶ「場づくり力」

「イノベーターシップってなんだろう???」

『イノベーターシップ』

2ヶ月に1回、「コミュニティ運営のヒントを本から学ぶ!」を合言葉にオンライン読書会を開催している。

今月は、徳岡晃一郎さんの著書『未来を構想し、現実を変えていく イノベーターシップ』が課題図書だ。

徳岡晃一郎さん著書『イノベーターシップ』


「イノベーターシップ」という聞きなれない言葉、第1章に次のように定義されている。

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はてなブログ グループ「読書会」をつくりました

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はてなブログ グループ「読書会」

自分で主催するもの、あるいは参加するものを含めて、ここ最近「読書会」に関わる投稿をすることが多い。


というわけで、はてなブログ グループに「読書会」を作成してみた。
(「はてなブログ グループ > 趣味 > 読書」のサブカテゴリ)

読書そのものではなく、読書会についてのエントリを集めるグループです。開催記録や参加レポート、読書会運営のTipsなど、読書会について書いたときに紐付けてください。


特に告知はしてなかったけれど、すでに何名かの方が使ってくださっている(感謝!)

はてなブログを書いている人で、読書会を開催している方、参加してきた方は、ぜひ活用してください。

「言葉は最高の食料なのです」 〜『調理場という戦場』より

誰かの発した一言に、耳がピクッと反応し、頭にこびりついて離れなくなる。

先日、本好きが集まるオフ会でそんな体験をした。

斉須政雄さんの『調理場という戦場』

「言葉は最高の食料なのです」

このフレーズは、フレンチレストラン コート・ドールの斉須政雄さんが著書『調理場という戦場』に書いているのだという。


さっそく本を書い、探したところ「東京 コート・ドール」の章にその言葉はあった。

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【はじめます!】佐渡島庸平さんの『ぼくらの仮説が世界をつくる』読書会

1月に感想を書いた佐渡島庸平さんの『ぼくらの仮説が世界をつくる』。

この本を、コミュニティ運営者が集う【CMC読書会】で課題図書としてとりあげ、1ヶ月間かけてディスカッションすることにした。
bokuranokasetsu.com

CMC読書会15『ぼくらの仮説が世界をつくる』

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・課題図書:『ぼくらの仮説が世界をつくる』(著者 佐渡島庸平さん)
・期間:2017年2月1日〜2月28日
・形態:facebookグループ【CMC読書会】上でのオンラインディスカッション

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