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【読書感想文にいかが?】中学・高校時代の自分に読ませたい本 5冊

オススメの5冊


今朝の新聞で「読書感想文」という文字をみつけ、「そういえばここ数十年書いてない。あれ、苦手だったなぁ…」と甘酸っぱい記憶が蘇ってきた。


父親が大の本好きだったので実家の本棚には歴史小説をはじめ多くの本があった。にもかかわらず、僕自身は 20代後半まであまり本を読んでこなかった。いま思えばもったいなかったし、読んでいたらすでに他界した父とも読書談義ができたかなぁ、なんてことを考える。


いま自宅には壁一面の本棚に硬軟おりまぜた本が並んでいるのだが、ふと「自分がいま中学生、高校生だったら、どんな本を読みたいかなぁ」という疑問が湧いてきた。せっかくなので、本好きになった今の僕が「中学・高校時代の自分に読ませたい本」という観点で5冊チョイスしてみることにした。


「この夏、何か読んでみよう!」と思っている中学生、高校生(もしくは、その親御さん)の参考になれば!
(はてなブログ 今週のお題読書の夏」にも登録)


※どれもオススメの5冊ですが、「読書感想文を書く」ことを意識して、読む時間が短い(であろう)順に並べておきます(笑)

中学・高校時代の自分に読ませたい本 5冊

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「いい人募集。」が響く理由

ここ最近、「いい人」の地位低下が激しい。
巷には、こんな言葉が並んでいる。

  • もう、いい人をやめなさい
  • いい人は「都合のいい人」
  • いい人にはなるな
  • 「彼、いい人なんだけどね…」 etc.


「Good」は「Great」の敵である、という言葉もあり、「いい人」受難の時代である。

「いい人」募集!?

そんななか、友人のFacebook投稿で面白い記事を知った。
株式会社 東京糸井重里事務所の「いい人募集。」だ。

www.1101.com


募集文のなかに、糸井さんのこんな言葉がある。

「いい人」と言われても困りますよね。
それは、まったく承知しています。

でも、実際に「あの会社のあの人、いいよねぇ」とか、
「あの人、いい人だから、きっと大丈夫だよ」とか、
「いい人が入ったねぇ」だとか、
仕事やら、はたらく場面について語り合うときには、
ごくふつうに「いい人」ということばが使われています。


続けて、こんな文章も…。

「ほぼ日」は、というか「東京糸井重里事務所」は、
ずっと「いい会社」になりたいと思っています。
それが、どういう会社なのか、
ずっと考えていて、
少しずつそうなってきている‥‥と思います。
そこに「いい人」に加わってもらえたら、
なんだか、もう、なんでもできそうです。


世間の評価などなんのその、気持ちいいほどに「いい人」推しだ。

それでも「いい人」にイエスと言う

そして、糸井さんの考える「いい人」の定義はこちら。

「いい人」と言われる人には、
「誠実と貢献」がある
と思っています。
 (略)
「貢献」ができていなくても「信頼」されることって、
おおいにあり得ます。
ぼくらが考える「いい人」には、
「貢献」以上に、「信頼」が大事
です。


誠実、貢献、信頼。
どれも大事なことだとみなが知っているけど、仕事の世界ではあえて口にしてこなかったことだ。


最近、『嫌われる勇気』や心屋仁之助さんの本を読みながら「いい人を目指すのはなんか違うなぁ」と考えていた。
一方、あえて「嫌な人」を目指すのもどうなのかという逡巡があったのも事実。

今回の募集文では、究極の「いい人」3要素を表明していて、そこに共感できたからこそ、この文章が心に響いたんだろうと思う。


今後の「いい人募集。」では、“「モノ」や「コト」を作る人”と“(糸井重里さんの)秘書役(=着ぐるみ?)”を募集しているそう。気になる方はぜひご応募を!
東京糸井重里事務所のいい人募集。- ほぼ日刊イトイ新聞


ほぼ日刊イトイ新聞の本 (講談社文庫)

ほぼ日刊イトイ新聞の本 (講談社文庫)

ほぼ日刊イトイ新聞の本

ほぼ日刊イトイ新聞の本

(上は文庫版。下は2001年発刊のやわらかなハードカバー。僕はこちらを読みました。)

「いい人」関連本

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【レポート】『ゆっくり、いそげ』オンライン&リアル読書会を開催!

先月、facebook上で 1ヶ月間の オンライン読書会を開催した。
開催母体はコミュニティマネージャーズ・コミュニティ(CMC)で、「コミュニティ運営のヒントを本から学ぼう」という趣旨で隔月開催している読書会だ。

課題図書は『ゆっくり、いそげ』

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今回課題本に選んだのは、西国分寺のクルミドコーヒー店主 影山知明さんの著書『ゆっくり、いそげ』。本やクルミドコーヒー、そして影山さんの魅力もあって、CMC外からも4名の方に参加していただいた。

オンライン+リアル読書会のエッセンスをレポートに

期間中、オンライン上では19人が対話に参加。そして、6月21日には、クルミドコーヒーに7人が集まり、影山さんにも参加してもらって対面での読書会を開くことができた。大テーブルを囲み、著者ご自身からも解説やアドバイスをいただけるという、なんとも贅沢な時間!


本に書かれた現場で影山さんやスタッフの方とお話しすると、「あぁ、なるほど!」と実感できることが数多くあった(受贈者的な人格、「いい時間」を提供、支援し合う関係 等)。NPOやコワーキングスペース、ファンコミュニティや社内コミュニティなど、コミュニティ運営に関わる人が多かったので、余計にその想いが強いのかもしれない。


読書会のやりとりは参加メンバ限りなのだけれど、そのエッセンスだけでもお伝えできたらと思い、レポートにまとめてslideshare上に公開した。よろしかったらこちらからどうぞ。



読書会を終えてあらためて思うのは、「コミュニティ」運営や、人と人の「つながり」に強い関心をもっている方に、『ゆっくり、いそげ』を読んでもらい、意見交換したいなということだ。未読の方はぜひ!



読書会開始時のお知らせ、僕が最初に訪問したときの感想は、こちら。

【お知らせ】「読書会」カテゴリ、つくりました

最近、読書会に参加したり、企画・運営にたずさわったりすることが多くある。そんなわけで、このブログにも読書会について投稿することが増えてきた。


そこで、ブログの「本」カテゴリから「読書会」を独立させることにした。


本-読書会 カテゴリーの記事一覧 - ヒト感!!


読書会に興味・関心のある方は、こちらの一覧を眺めてもらうと何かお役にたつ投稿が見つかるかもしれない。よかったらどうぞ。

読書会関連のおすすめエントリ

社内読書会のススメ - ヒト感!!


他にもこんな投稿あります。


気がつけば、昔のブログから引き継いできたカテゴリがごちゃごちゃしてきたので、その他にも整理・統合を検討中。


ひとまず、今日はこのお知らせだけ…。

愛、体温、ネットの感じ 〜これからの「コピーライター」に必要な素養!?〜

愛だろ、愛っ。

ウクレレをつまびきながら永瀬正敏さんがこう語っていたのは、サントリー・ザ カクテルバーのCM。20年以上前だけど、このコピーはしっかり記憶している*1


昨日参加したイベント*2は、長谷川哲士さん(@aseetsu)、ヨッピーさん(@yoppymodel)、シャープ 山本さん(@SHARP_JPの中の人)の3人がコピーライティングについて語り合う刺激的なものだった。


以前から長谷川さんのつぶやきやコピー作品がお気に入りだった僕だが、昨日は、フォロワーとのやりとりが魅力的な @SHARP_JP の山本さん、ヤフーやオモコロでトンデモ企画を実践するヨッピーさんの発言からも心に響く言葉をたくさんいただいた。ガハハと大笑いしつつも深くうなづき、気づけば手帳にはメモがたくさん!


コピーライティングそのものより、今後コピーライターが twitter やインターネット上で日常的に活動することの大切さが語られていたように思う。せっかくなので(書いても問題なさそうな発言に絞って)まとめておきたい。


僕が特にひっかかったキーワードは、愛、体温、ネットの感じの3つ。
それぞれで気になった言葉をあげると・・・

*1:ちなみに、これは佐倉康彦さんの作品らしい

*2:コピーライター養成講座 拡散コース 特別体験講座

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