ヒト感!!

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願いの中に生かされている

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涙にもいろんな種類がある。
辛くて悲しくてこぼれる悲哀の涙、嬉しさに湧きでる感動の涙、悔しく情けない気持ちからくる悔恨の涙、大笑いして目の端からはみでる歓喜の涙…。


昨日の人間塾in東京では、他の方が共有してくださるエピソードや悩みを聞き、その本質を理解・把握して解決のヒントとなる言葉をみなで探す、というセッションが行われた。なんとかして相談者の役に立てないかという参加メンバの想いと、これまでの人生経験を振り返って得た自分自身の関連問題と、受けてきたご恩やご縁などが頭のなかをかけめぐり、いくつもの感情がないまぜになった。そして、気がつくと頬を涙がつたっていた。


今回の課題図書『自分を育てるのは自分』(東井義雄 著)には、「10代の君たちへ」というサブタイトルがついている。

自分を育てるのは自分

自分を育てるのは自分


5年ほど前に読みおえた時には「いい本だなぁ」と思ったものの、「いつか息子に読ませよう」という感想にとどまっていた。けれど、この1ヶ月あらためて読むなかで、当時の自分の思いが浅かったことに気づき、愕然とした。40代の自分が感じ取り、実践すべきことがたくさんあるじゃないか!と。そして昨日の人間塾で「実生活での悩みについて、解決の道筋を本の記述から探しだす」対話を進めることで、一人で読んだだけでは気づかなかった点に、いくつもハッとさせられた。


心に響いた箇所は複数あるが、そこにはどうやら共通のキーワードがある。
僕の場合、それは「願い」だ。

皆さん一人ひとり願われているんですね
このお寺にも、たくさん木がはえておりますが、地上に見えているところだけが木じゃないんですね。見えないところで、見えるところを、どうかしっかりと生きてくれと、支え、養い、生かしている。見えないところで働いているものなんですね。そして、天に聳(そび)えるような立派な木ほど、見えないところは、見えないすばらしい立派なものを持っているんですね。(p.105)

その時、自分を生かしてくれている。この大きな働きに、目を覚ましてみると、にわかに心の中に安らぎがうまれるんですね。どうか皆さんも、これから始まる人生に、いろんな、辛いことがやってくると思いますが、その時ハッと願いの中に自分がいるんだということに気付いてくれたらと思います。 (p.113)

自分を生かしてくれるものに、目が覚めてみるとね、ぐれたりなんか、自分勝手な生きざまができなくなってしまうんですね。
願いの中に自分が生かされている。どうかそのことを一つ味わっていただきたいんです。 (p.117)


両親、親戚、近所の方々はもちろんのこと、自身の身体だって目や耳や心臓などが「どうかしっかり生きてくれよ」と休みなく願ってくれている。


ふだん何気なく生きていると、自分が受けている多くの「願い」に気がつかない。
仕事や家庭で辛い体験に出合ったときや、昨日のような場へ参加することによって、「願いのなかに生かされている」ことに気づくきっかけとなる。


気づきの次は行動だ。
まずは胸に手をあてて鼓動を感じ、自分の身体にお礼を伝えた。
次は、家族や親戚、同僚や上司・部下へ。そして、友人をはじめ僕に関わってくれている多くの方々(まだ見ぬ人も含めて)へ。今日からの行動で伝えていこう。