月刊「致知」2010-3月号にて、「ブスの25箇条」という衝撃的なフレーズを見つけた。
言葉の主は、宝塚歌劇団 宙組で男役トップスターだった貴城けいさん。なんでも、貴城さんが宝塚にいた頃、歌劇団のみなが見える場所に貼られた紙に、「こうするとブスになる」という戒めの言葉として書かれていたのがこの25箇条なのだとか。
- 笑顔がない
- お礼を言わない
- おいしいと言わない
- 目が輝いていない
- 精気がない
- いつも口がへの字の形をしている
- 自信がない
- 希望や信念がない
- 自分がブスであることを知らない
- 声が小さくイジケている
- 自分が最も正しいと信じ込んでいる
- グチをこぼす
- 他人をうらむ
- 責任転嫁がうまい
- いつも周囲が悪いと思っている
- 他人にシットする
- 他人につくさない
- 他人を信じない
- 謙虚さがなくゴウマンである
- 人のアドバイスや忠告を受け入れない
- なんでもないことにキズつく
- 悲観的に物事を考える
- 問題意識を持っていない
- 存在自体が周囲を暗くする
- 人生においても仕事においても意欲がない
ブスの25箇条 - *ListFreak
一読すると、「そりゃー、ブスと言われても仕方なかろう」と思える項目ばかり。でも、笑い飛ばすだけじゃなくて、もう少し自分に引きつけてみると、行動へ反映すべきことがみえてきた。
例えば、「お礼を言わない」。その場では心底感謝して「ありがとう」と言っているけど、その場で終わっていることが多い。相手をお祝いするタイミングを逃さず、気持ちをカタチにしてお返ししたい。まずは、作ったまま最近更新が滞っていたリスト「贈り贈られる幸せ」をアップデートしよう*1。
あとは、「他人を信じない」。基本的には周りの人を信頼しているつもりだが、「頼みごとが苦手」という僕の特性はそもそも相手を心から信じていないからなのかもしれない。もっと信じて任せてみよう。
ちなみに、貴城さんはこのリストの使い方についてこう語っている。(同誌 p.41)
夢や願望といった壮大なことではなくとも、「人としてよく生きたい、美しく生きたい」という思いは、誰しもに共通したものだと思います。(中略)この「ブスの25箇条」を読んで、まずは「自分ってどうなんだろう」と振り返ってみることが第一歩ではないかと思います。最初はすべて当てはまっていてもいいのです。「よし、一つずつクリアしていこう」と決意し、実践する。そしてそれを継続した人のみが成功し、必然的に運をつかむ人になるのではないかと思います。
決意し、実践し、継続する。
これが「ブスの25箇条」を活かす鍵になりそう。
参考
宝塚式「美人」養成講座-伝説の「ブスの25箇条」に学ぶ「きれい」へのレッスン
- 作者: 貴城けい
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/05/22
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*1:更新したところ、次週に大切なお返しイベントが2つあることが判明!何を贈るか考えよう