「五感塾ネットワークフォーラム」シリーズの第3弾エントリ。
今回は、長野県・小布施町(おぶせまち)の町長、市村良三さんの講演での話から。
講演は、フォーラム開始に先立って「小布施のまちづくり」についてをテーマとして話された。約1万2000人が暮らす小布施町には、1年間に人口の100倍以上の方たちが訪れるのだとか。そんな魅力あふれる町をつくってきたのは、代々の小布施人(おぶせびと)たちの小布施好き、お客好きのDNAに裏打ちされた一貫したまちづくり哲学。
現在、小布施のまちづくりは第2ステージを迎えており、市村さんは次の6つを柱として紹介されていた。
- 自立(自律)
- 知の導入
- 交流産業の振興
- OBUSE AGRI ルネッサンス
- 商工業
- 都市計画の新しい概念
2番目の「知の導入」として、各地の大学、建築家やアーティストなど様々な分野の専門家との共同研究を説明しながら、僕ら聴取に向けておっしゃったこの言葉が印象的だった。
“小布施はちょっとかわいいとこあるから応援してやろうじゃないか”という方がいらっしゃったら、ぜひ我々のまちづくりにご参加ください
このチャーミングな呼びかけが、小布施人の真骨頂であり、多くの人が訪れる秘訣なんだろうな。
ぜひまた訪れたい、純粋にそう思える町でした。
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