小倉広さんの『やりきる技術』を3年ぶりに再読した。
- 作者: 小倉広
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2012/05/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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本書は、「始まる」「続ける」「やり直す」の3ステップで“やりきる技術”を身につけていこう、というもの。
Chapter3「続ける技術」の中にこんなフレーズがある。
もっと朝の時間の使い方に慎重になってほしい。そして「聖域」をムダに使うことに対して神経質になり、過敏になってほしい。(略)朝を制する者が仕事を制す。その気構えで、ムダを徹底的に排除してほしい。そうすれば、これまで「続ける」ことが困難だった大切な「緊急ではない重要事項」が前に進み、そして、それにつれてますます仕事や人生が充実してくることだろう。(p.113)
朝の聖域を守るのがよいことだ、ということは頭では「分かっている」つもりだった。けれど、最近まったくもって実践できいないと思い知らせられたので、この機に「やめること」を3つ決めた。
心に決めただけではつい誘惑に負けてしまうので、引込みがつかなくなるようここで宣言!
1.午前中のFacebook
以前、「つながり熟成機」と書いた Facebook。僕は「直接会ってお話ししたことがあり、1対1で話ができる間柄の方」に限定して友達としてつながっている。
大切で価値あるつながりなのは間違いないのだが、みなさん魅力的な活動をしているので、どうしても長居してしまいがち(笑)。特に、休日の午前は時間があるのをいいことに、ついつい読みすぎてしまい、気がつけばあっという間に昼になってしまう。平日も通勤電車のなかで読み始めると、これまた時間がたってしまう。この時間をアウトプットづくりや読書などにあてていきたい。
というわけで、平日・休日ともに午前中は Facebookへのアクセスをやめる*1。
もし午前中に「いいね!」とか押しているのを発見したら、ご指摘(通報?)ください!
2.睡眠不足
20代、30代の若かりし頃、睡眠は 3,4時間も取っていればまったく問題なかった*2。それが 40代も半ばにさしかかった今、睡眠不足が翌日の体調にめちゃくちゃ効いてくるようになった。だめ、ゼッタイ!
睡眠不足の原因は、夜更かしと朝起きてからのまどろみ。遅く帰って食事をして腹がこなれるまでグタグタと起きていたり、朝目覚めてからもあれこれボーっと考えている時間が長い。そんなことしているならその時間をあてれば、あと1時間は睡眠時間を増やせるはずなのだ。
まずは、5時間以上の睡眠を確保することを目標とし、帰宅してからいかに早く眠るか、朝の時間をテキパキすごすルーチンを決める。
3.興味のままに手を出す
何かを実施する際、(特にプライベートでは)時間をしっかり見積もらずに、興味のままに手を出すことが多い。結果的に満足いく出来になることもあるのだが、えてして「げ、ここにこんなに時間をかけちゃったの!?」となることの方が多い。時間管理が苦手…。
というわけで、「何分でやる!」と決めてから着手することを習慣化する。
このブログも30分で書くと決めた!
…あと3分なので急ごう(汗)
まとめ
やりたいことは数限りなくある。
特に後回しにしがちな「緊急ではない重要事項」を行うためには、何かをやめて時間をつくりだすのが必要だ。
上にあげた3つを今日から「やめる」ことを、ここに誓います!
関連本
古川武士さんの『新しい自分に生まれ変わる「やめる」習慣』。
- 作者: 古川武士
- 出版社/メーカー: 日本実業出版社
- 発売日: 2013/12/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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完全にネット・スマホをやめることは不可能でも、利用をコントロールしたいところです。
ここでは3つの対策をお伝えします。
対策1:熱中できるスイッチング行動を見つける
対策2:時間、タイミングを制限する
対策3:やりにくい環境を作る
僕の場合、スイッチング行動は、読書と読了本記録にするとうまくいきそう。
そして、もう1冊。
こちらはタイトルが気になりつつスルーしていたが、最近本屋でみかけて購入した本。
- 作者: チャールズ・デュヒッグ,渡会圭子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/04/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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関連エントリ
2011年末、Facebookとの付き合い方について書いたもの。