ヒト感!!

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twitter=超パーソナル瞬刊誌、facebook=つながり熟成機

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2011年は、1年前に購入したスマートフォンのおかげでtwitterやfacebookなどのソーシャルメディアとより近しくなった年だった。



(大活躍した愛機 Galaxy S)


twitter では「その日のよかったこと3つをつぶやくこと」(#3good)をほぼ毎日実践した*1。結果として、1日1回はtwitterに投稿する習慣ができ、よく投稿する時間帯での顔なじみ(!?)もできてきた。また、共感する投稿を見つけたときにRTやリプライすることへの心理的抵抗が減り、その影響もあってフォローする人数が150人ほど増えた。まだお会いしたことがない人も多いけれど、その人が投稿を通じて醸しだす世界観みたいなものが好きで、ファンとしてコラムを読ませてもらっている感じだ。


一方、facebook については2010年末まで数人とつながっているだけの状態だった。2011年に高校時代の同級生と「友達」になったことをきっかけに、会社の同僚、会社を辞めた友人、大学時代の合唱団仲間、ナレッジマネジメント推進をともに実践していた他社の友人、岡村靖幸のカラオケを夜な夜な熱唱したファンML仲間など、次から次へとつながっていった。7月にtwitter上の投稿を連動させるようになってからはさらに拍車がかかり、「いいね!」ボタンを押されたり、メッセージをもらたりして、サイトを訪問する回数が増えた。なんとも心にくいサイト設計だ。

twitterとfacebookの使い分け

なお、twitter の「フォロー」には気になる人をドンドン追加しているが、facebook の「友達」申請の送信/承認については「直接会ってお話ししたことがあり、1対1で話ができる間柄の方」に限定している。これは僕の中での両メディアの使い分けであり、mixiで経験した(面識のない人からの)マイミク承認・否認の面倒くささをもとに考えた参加ポリシーである。


このポリシーは非常に気楽であると同時に、両メディアの(僕にとっての)性格を決定的に違うものにしている。

twitterは「超パーソナル瞬刊誌」

twitter では、作家、スポーツ選手、政治家、アーティスト、企業経営者に混じって、友人のツイートが流れていく。さながら、みなのミニミニコラムの華やかな共演がなされており、「超パーソナル瞬刊誌」と呼びたくなるような素敵なメディアができあがる。

この自分のためだけのメディアの質を決めるのは、ライターを選ぶ編集長としての自分自身。たとえよく知った仲でも、愚痴や不満、他者批判ばかりつぶやいている人はメディアに入ってこない(=フォローしない)ようにすればいいし、どんな人かわからなくても(自分にとって)読みたい発言をしてくれる人ならばどんどんフォローすればいい。違うなと思ったら、しばらく休載してもらえばよいのだから。

facebookは「つながり熟成機」

これに対して、facebook を同じように喩えると「つながり熟成機」かなと思う。しばらく会っていなくても、サイト上で直接メッセージをやりとりしなくても、活動がチラッと目に入ると「俺もがんばろう」と思えるし、お互いの近況がなんとなく伝わる。先日も、ほぼ20年ぶりに大学時代の友人と会ったが、たった数時間でいろんな分野の話ができた。

ちなみに、facebook の投稿範囲は原則として「友達」のみに限定しているため、それを読める人はみな僕と何らかのつながりがある人だけとなる。その友達限定の掲示板上で、互いに面識のなかった二人が意見をやりとりし、リアルな世界で知り合いになるケースもあり、なんとも不思議な場になっている。


2012年も、twitter と facebook のそれぞれの特徴を活かしつつ、うまく付き合うことで、豊かな1年にしていきたい。


 

*1:関連記事はこちら。友人知人のなかにも #3good を始める人が増えたのは嬉しい想定外!