(この近未来的な感じは、なんなんだ?)
昨日、Facebook でふと見かけて、目が釘づけになったのがこちらの記事。
紹介されていたイクシー株式会社(exiii Inc.)のCEO 近藤玄大さんの発言が素敵だ。
「障害がプラスに変わる世界・・誰もが憧れ、使いたがる。そんな義手を作りたい」
近藤さんが仲間ら3人で開発している handiii は、節電義手というジャンルのプロダクト。
筋電義手とは、手を失われた方が残された腕の筋肉の電気信号を介し直感的に操作できる義手のことです。この技術は既に商品化されているものの、以下のような致命的な課題は解決されていません。
- 非常に高価(150万円以上)
- ユーザ自身で修理・カスタマイズすることが困難
- デザインの選択肢が少ない
これらの課題に、3Dプリンターを活用してコストを下げることで対応し、スニーカーや腕時計のようにその日の気分に合わせて付け替える、そんな世界を目指しているのだとか。
デザインもさることながら、実現しようとしているビジョンもカッコイイ*1。
記事のなかで紹介されている動画がこちら。
義手だからこそ掴める未来がある| Future Makers #1 by Spotwright
歌手のBeauty&Snowさんが、開発中の義手でマイクを握るシーンは、観ているこちらにも喜びが伝わってくる。
exiii の handiii は、現在投票中の「Googleインパクトチャレンジ」のファイナリストとしても選出されている。
気になる方はぜひ応援の一票を!(投票期間は3月26日まで)
impactchallenge.withgoogle.com
*1:昨年末には、NEWS ZEROやWBSにも取り上げられていたようですが、僕は昨日はじめて知りました