いろいろあってモヤモヤしていた時、傍らにあった致知2015年3月号をふと手に取った。
そこで目に止まったのが、アルボムッレ・スマナサーラ長老*1の記事。
お釈迦様が人々に生きる道を説かれる時は、常に言葉の定義を明確にされました。そして仏教的な成功というのは、どんな側面から人生を考えても問題がなく、安全なものです。
記事では、その後「六方礼拝(ろっぽうらいはい)」という言葉が紹介されていた。
お釈迦様が、両親を亡くしたシガーラという青年に、正しい六方礼拝の方法を説いた『シガーラ教誡経』という経典があります。
「六方」とは、東南西北下上の方角のこと。それぞれ、両親、先生方、家族、友人、雇い人、出家者を意味しており、人生における人間関係のすべてを指す。六方礼拝とはそれぞれに対するお勤めを指したもの、なのだとか。
※シガーラ教誡経、六方礼拝については、こちらの本に詳細が…*2
- 作者: アルボムッレ・スマナサーラ
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2012/09/25
- メディア: 文庫
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で、スマナサーラ長老について気になって検索してみると、2012年の TEDxSeedsでのトークが見つかった。
破る | Ven. Alubomulle Sumanasara [アルボムッレ・スマナサーラ] | TEDxSeeds 2012 - YouTube
流暢な日本語(関西弁?)で、「自分探し」の無意味さを説き、会場の笑いを誘う。
その一方、後半には何度もなんども「今この瞬間を生きて!」というメッセージを主張されていた。
強く心に響く言葉、出逢いに感謝!
関連リンク
幸福な人生を歩むには|致知出版社編集部ブログにて、上記記事の後半部分が紹介されています。
アルボムッレ・スマナサーラ - Wikipedia
(すごい数の著作!)
アルボムッレ・スマナサーラ長老 - 日本テーラワーダ仏教協会
(プロフィールの他に、法話の音源あり)