8月14日 朝日新聞のスポーツ(高校野球)面に、杉山愛さんのスタンド観戦記が載っていた。
そのなかで紹介されていたのがタイトルの言葉、「遊戯三昧」。
楽しいことをするのではなく、今していることを楽しむ。「遊戯三昧」という禅の言葉を、球児のみんなに贈ります。
杉山さんはプロテニスプレイヤー時代にスランプでどうしようもなくなった時、悩んでもがいて気付いたのが「大事なのは人間力」ということだったそうだ。
(上の文章と引用順が入れ替わるが、こんな風に述懐されている)
つらい時に、落ち込むのは簡単。そういう時に胸を張って、顔を上げて、力を生み出せるかどうか。逆境に立った時、何ができるか。乗り越えられない壁を神様は与えない。試練を楽しめるようになって、ようやく本当のプロ選手になれた気がする。
高校野球中継をつい食い入るように見つめてしまうのは、こういう部分に惹かれるから。
そして、これはスポーツの世界だけではなく、一人の「プロ」として仕事をしている自分自身に対してもあてはまる言葉。
明日から、盆休み明けの出勤。今していることを楽しんでいこう。