先週後半から『サーバント・リーダーシップ』を読み始めた。
- 作者: ロバート・K・グリーンリーフ,ラリー・C・スピアーズ,金井壽宏,金井真弓
- 出版社/メーカー: 英治出版
- 発売日: 2008/12/24
- メディア: 単行本
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まずはサラリと全体を概観してみる予定だったが、なかなか指が(目が?)進まない。気になる分野の大著なだけに、ひっかかりつっかかり読み進み、昨日になってようやく巻末まで到達した。
直感的には、今後の人生に影響を与えるとても大きな概念に出会ったのだと思う。とはいえ、まだ消化不良中なので、内容についてはもう少し腹に落としてからblogに書くとして、このエントリではコレクション・フレーズを記録。
人は経験から学ぶ生き物だ −−必ずしも、経験のしもべになる必要もなければ、経験に拘束される必要もない。終始一貫した生き方が形づくられるとき、ドナルド・カウリングがそうだったように、あらゆる貴重な経験が、その人の生き方に組み込まれていくのだ。(p.419)
ここでグリーンリーフ氏が言っているのは、一つひとつの経験そのものよりも、経験・行動のもととなる判断基準のこと。その人の行動すべてにぶれない軸ができあがってきたとき、幾何級数的に学びが伸びていくということなんだろう。
価値観をつくりあげていき、言語化することは、こういう意味でも大切。