自分を待ってくれる人がいる。
そのことが「こんなにも嬉しいことなんだ!」と実感したのは昨日のお昼前のこと。
辛くて、苦しくて、もう止めてしまおうかと思う瞬間が何度もあったけど、そのたびに待っているはずのあの人の顔を思い出し、また自らを奮い起たせた。
いくつかの曲がり角、いくつかの上り下りを経て、いよいよ約束の場所が見えてきた。
「あと少しだ!」
最後に残っていたわずかな力をふりしぼり、その場所を目指す。
そこに待っていたのは、あたたかい拍手と満面の笑み。
僕は叫びながら両手を前につきだした。
「2区はまかせた!」
・・・
こうして僕の駅伝チャレンジは終わった。
上では冗談めかして書いているが、中継点では本当に2区走者に後光が差すようにみえた。
スポーツに限らず、職場や家庭の場においても「待ってくれている人」は大切にしよう。
追記:
襷を託した仲間4人が力走してくれた結果、チームは無事完走!打ち上げランチ会でのビールがおいしかったのは言うまでもない(笑)。