プロフィール欄にも書いているように、僕は「カラーコーディネーター3級」という資格をもっている。
3年半ほど前、ひさしぶりに何かの資格試験にチャレンジしたくなり、以前から気になっていた「色」について学ぼうと思ったのがきっかけ。本屋で色彩検定の教科書と問題集を購入し、主に通勤電車の行き帰りで勉強。記憶力の衰えにトホホとなりながらも、新しい知識を得ることのおもしろさが勝り、3ヶ月後になんとか合格することができた。
そんなわけで、いまも「色」については気になってウォッチを続けているのだが、今週読んだ『男の価値は「色」で決まる!』という本でこんなフレーズを見つけた。
■感情は色に変換できる
また人は、恋をするといろんな意味で興奮する生き物です。そこで携帯電話のメール用の絵文字を見てください。恋心を表すハートマークやキスマークは、携帯電話各社ともにピンクを含む赤系統の色であることに気づくでしょう。
(中略)
それではなぜ、興奮した感情=赤、沈静した感情=青で表現されているのか?
実は可視光の波長を強い(長い)順に並べると、赤>橙>黄>緑>青>藍>青紫の順となり、脳への刺激は赤にいくほど強く、青から青紫にいくほど弱くなります。つまり、脳への刺激が強い波長の赤は興奮を誘いやすく、刺激の弱い青は興奮を鎮めるからといえるでしょう。
赤をみて条件反射的に興奮するだけでは闘牛と同じレベルだが、恋に関するさまざまなアイテムが赤・ピンク系で作られるのはかなり意図されたものだろう。
2週間に迫ったバレンタインデーに向けて、街が「恋の色」に染まる季節。
周囲の人が色から受ける興奮度合いを気にしながら過ごしてみるのも一興かと。
- 作者: 今井志保子
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2008/04/16
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