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ふーふの日に観た映画「おくりびと」

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久々に夫婦で映画を観に行った。


タイトルは「おくりびと」。主演の本木雅弘さんが、「納棺師」という耳慣れない職業に転職(!?)してからの人間ドラマを描いたもの。人の「死」をテーマにした映画でありながら、暗くなりすぎず笑いと涙がいい具合にブレンドされていて、観終わったときに清々しさを感じた。


劇中なんども納棺の儀式が登場するのだが、その所作がなんとも美しい。遺族の前でおこなわれるその動きには、1つ1つに意味があり、そして無駄がない。見守る家族や親戚に対して、故人との関係を大切に浄化・美化していくような、ある意味でのエンターテインメント性も感じた。
(父が亡くなってもうすぐ8年になるが、納棺の儀式はこんな風だっただろうか)


「人は誰でもいつか、おくりびと、おくられびと」というメッセージに共感するとともに、自分や家族の最後の日をこんな風に美しく迎えたいなと思った。


この素敵な映画を、夫婦の日(=22日)に妻といっしょに観れたことに感謝!


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「おくりびと」オリジナルサウンドトラック

「おくりびと」オリジナルサウンドトラック

(サウンドトラック。チェロの曲が素敵でした)