ヒト感!!

人生をハッピーにするヒト・モノ・コトバ、広めたい

山の神様の走りを見て。

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箱根駅伝往路の山登り5区。
5位でタスキをもらった順天堂大学の今井選手は、力のこもった走りで箱根の山道を黙々とかけあがっていく。


その走りっぷりは、ひたひたとそしてじわじわと確実に前をいくランナーとの距離を縮めていく。TVの前で観戦している我が家でも、応援に力がこもり、家族の間で話す声も大きく、上ずってくる。


ついに4分差あった1位の東海大学 石田選手をとらえる。
逆転!


あっという間の出来事だったが、ガシッと掴まれていた心臓をはなされたような、爽快感が胸にひろがった。


その後の上り坂をぐいぐいと進む。道が下りになっても差が詰まる気配はない。自身のもつ区間新記録更新を狙いひた走る今井選手。ゴールに手前ではさすがに苦しそうな表情にかわったものの、最後まで圧倒的なペースで走りきり、芦ノ湖畔のゴールテープを1番にきった。走り終えたあとの笑顔からはやりきった者の清々しいオーラを感じた。


「続」けることは、静かだけれど強いパワーをもっている。
そう感じさせてくれた正月2日のできごとであった。今井選手をはじめ選手のみなさん、日テレスタッフをはじめ放送に関わったすべての方に感謝!