心理学は「精神生活の科学」である。
1890年にこう定義したのは、現代心理学の創始者の一人 ウィリアム・ジェームズ氏。以降、心理学はさまざまな分野に派生していくことになる。
僕が心理学に興味を持ち始めたのは 8年ほど前のこと。所属していた組織のなかで情報流通担当として日々アイデアを練り、施策を企画し、周りに訴えかけていたころだ。何をしたら役に立つだろう? どうすれば興味をもってもらえるだろう? どうしたら協力してもらえるだろう? なんてことを考え実践するうちに、自然と「心理学」系の本を読むようになった。
とはいえ、まったくの我流で「心理学っぽいもの」ばかり読んでいたので、ここらで改めて体系化してみようというのが本書『1冊でわかる心理学』を手にとった理由*1。
具体的には次の2つを目的として読んでみた。
- これから追いかけていくべき(自分にとって)価値ある心理学のジャンルを見極める
- そのジャンルおよびその周辺でのキーワードを10個以上得る
それぞれについて、とりあえず挙げておく。
注目したいキーワード
- 情動
- 動機づけ
- 随伴性
- 交流
- オペラント条件づけ
- ホメオスタシス
- 罰
- 記憶(短期、長期)
- 無意識
- 同調
- 思考と感情の関係性
- コホート効果
- パーソナリティタイプ(by アイゼンク)
- 同調
- 偏見
- 服従
- 基本的な帰属の誤り
- 心理学者が発する最も重要な4つの問い
本日はここまで。
今後、整理していこう。
心理学 ― PSYCHOLOGY (〈1冊でわかる〉シリーズ ― Very Short Introductions日本版)
- 作者: ギリアン・バトラー,フリーダ・マクマナス,山中康裕
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2003/06/06
- メディア: 単行本
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*1:さすがに1冊でわかる、とまでは思ってないですが