良いデザインは世界を変える。「これは良いデザインだ」と感じたもの・ことはありますか?Webサイト・製品・空間・建物・街・業務プロセスなどなど。
僕からは、本&Webサイトのグッド・デザインとしてUNDERSTANDING USAをご紹介。
旧blogで「LATCHの法則」という情報分類法を紹介したことがある。この法則の提唱者、リチャード・S・ワーマン氏が情報アーキテクト仲間と「アメリカを理解するための本」としてつくったのがこの"UNDERSTANDING USA"である*1
- 作者:Wurman, Richard Saul
- 発売日: 2000/01/01
- メディア: ペーパーバック
無味乾燥になりがちな統計数値が、色・形・サイズ・角度・位置・写真・イラストなどを駆使して表現されている。「伝わりやすく」というデザインポリシーがひしひしと伝わってきて気持ちいい。
公式Webサイト(http://www.understandingusa.com/)上で全ページが紹介されているので、興味のあるトピックをながめることもできる。
・Business&Trade > Top Companies
http://www.understandingusa.com/chaptercc=5&cs=88.html
・Newspapers
http://www.understandingusa.com/chaptercc=14&cs=308.html
・Information Anxiety
http://www.understandingusa.com/chaptercc=13&cs=296.html
・Becoming President
http://www.understandingusa.com/chaptercc=3&cs=54.html
理解をうながすためのグッド・デザイン、参考にしていこう。
関連エントリ
- LATCHの法則、ふたたび(人は感情の生き物だ!)
- それは「情報」ではない(情報考学 Passion For The Future)
それは「情報」ではない。―無情報爆発時代を生き抜くためのコミュニケーション・デザイン
- 作者:リチャード・S. ワーマン
- 発売日: 2007/05/01
- メディア: 単行本
*1:UNDERSTANDING という文字に USA を埋め込んでいる表紙のセンスもいい感じ