「お金持ち」という言葉を聞くと、なんともいえない不思議な感情がわきおこる。やっかみなのか、うらやみなのか、軽蔑なのか、自分との距離なのか、よくわからないのだけどあまり良いイメージをもっていないみたい。
ただ、著者 和田さんは、「お金が集まる人」になるためにまずやるべきことは、「お金持ちになった自分を思い描いて、その夢に近づこうと決心」することだ、という。そういえば、これまで考えたことがなかったなぁ…。
というわけで、Googleさんに聞いてみた。
どうやら「お金持ち」のイメージとはこういうものらしい。
(Googleイメージ検索:お金持ち)
ん〜、少しは「素敵なお金持ち」になった姿が沸いてきた…かな(笑)。
それはさておき、この本で他に気になった箇所をいくつか抜書き。
「たまの贅沢」が年収三百万円に甘んじさせる
「いつも安売りショップで千円のワインを買っているんだから、たまには思い切り高級なワインを飲んでみるのもいいでしょう」
そう自分に言い聞かせれば、一本三万円のワインを味わうことだってできるのです。
でもそれをやれば、いまの収入に満足してしまいます。
なぜなら年収三百万円でも「たまの贅沢」が味わえるからです。
目次で読んで「ん?」とひっかかったけど、ここまで読んでなるほど!
「たまの贅沢」で楽しむより、その贅沢をいつでも気軽に愉しめるような金持ちになりたい。
そう考えることで、目の前の誘惑を断ち切ることができます。お金と憧れを残すことで、さらに上をめざそうとする強いモチベーションが生まれるのです。
自分を分析できる人にお金が集まる
長所も短所も含めて自分を分析する習慣が備わっている人は、軌道修正も可能になります。いままでのやり方では思うような結果が出せなくなっとき、いつまでも固執しないで長所をどう活かせばいいのか考えるようになります。
あたたたた…。ここはできてないので痛い。
自分の土俵をつくれ!
じつはわたし自身、いくつかの看板を試しながら「お金が集まる人」をめざしています。食うだけなら医者の看板一つで十分ですが、自分の人生だからあらゆるチャンスを捉えてあらゆる可能性を試したいし、自分のビジネスをどこまで大きく育てることができるか、それを見定めて働いていることになります。
和田さんのマルチな活躍ぶりの裏に、こんな想いがあったとは!
そういう生き方を選んだのも、自己実現をめざした結果ということになります。
(中略)
でも最初にあったのは、とにかく試してみようという気持ちでした。
試してみなければ一切の答は出てこない。
この気持ちは、いまでも変わっていません。
とにかく試す、というくだりが最近読んだ『仕事は楽しいかね?』とピッタリつながってて驚き!!
とにかく、自分の好きな分野で勉強(年に千時間超!)を続け、情報発信を心がけることで、ネットワークが広がる、という和田さんの主張にはうなづける。それが「自分の土俵」ができるってこと。
- 作者: 和田秀樹
- 出版社/メーカー: 新講社
- 発売日: 2005/09
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