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ヒト感!!

人生をハッピーにしてくれるヒト・モノ・コトバを広めたい!

ここには、「なにもない」があります。

言葉のごちそう
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テレビ東京「カンブリア宮殿」の4月21日放送回を観た。


この日のゲストは、根っからの鉄道ファンを公言する 鳥塚 亮(とりづか・あきら)さん。千葉県にある いすみ鉄道の社長だ。

地元の人に愛される いすみ鉄道

いすみ鉄道株式会社は、外房から房総半島内陸部への路線を運営する第三セクターの会社。
www.isumirail.co.jp


2006年に1億円以上の赤字を出してから存続の危機が叫ばれ、社長を民間から公募することになり、航空会社から転身した鳥塚さんが2009年6月に社長に就任。以来、ムーミンとのコラボ商品の販売、枕木などの鉄道グッズの商品化、JRから旧型車両を買い取って鉄道ファンに撮影チャンスを提供、地元の海産物を活かした伊勢海老列車の運行 、訓練費700万円自腹の運転士公募などなど、アイデアあふれる企画をつみかさね、売上増加しているのだとか。


沿線地域の方たちが、ボランティア応援団として駅弁の製造・販売や、駅構内やトイレの清掃などにかかわり、みなでいすみ鉄道を盛り上げている姿もとても素敵だなと感じた。

「なにもない」がある

以下は、番組で紹介された いすみ鉄道のポスター。
キャッチコピーが、強く印象に残った。

いすみ鉄道ポスター:ここには、「なにもない」があります
ローカル線をブランド化する。 その3 | いすみ鉄道 社長ブログより)

ここには、「なにもない」があります。


鳥塚さんのブログによれば、「せっかく来たのに何もないじゃないか!」と怒る都会の人に向けて、地元の人たちが謝らなくてすむように、このポスターをいたるところに貼っていったのだとか。


結果的には、「なにもない」ことを求める人たちを引き寄せることにつながったこのフレーズ、なんとも味わい深い。

まとめ

数の勝負では東京には勝てない、と鳥塚さんは言った。

地域の人のため、鉄道のある風景を愛する人たちのため、独自の経営・運営を貫く いすみ鉄道。このストーリーを知り、個人の生き方にも反映できそうな気がしている。


(鳥塚さんの著書)

関連情報

参考リンク