月刊誌「理念と経営」 8月号の企業事例記事でみつけた言葉。
愛媛県今治市にある池内タオル株式会社は、正社員20名たらずの小さな会社。
http://www.ikeuchitowel.com/
OEM が大半のタオル業界にあって、同社は自社ブランド「IKT」に経営資源を集中している。このIKTには日本国内だけでなく欧米にもたくさんのファンがいる。その秘密は、「最大限の安心と最小限の環境負荷」をモットーにした製法。オーガニックコットン(無農薬の有機栽培綿)のみを使用し、「赤ちゃんが口にいれても大丈夫」という安全性が認定されている。さらには、製造に必要な電力をすべて風力発電でまかなっていることから、「風で織るタオル」とも呼ばれているのだとか。
そんな池内タオルは、2003年に最大の取引先の自己破産の影響で売掛金が回収できなくなり、やむにやまれず民事再生法の適用を申請したそうだ。ちょうど「IKT」ブランドが国内外で評価され始めた矢先で、ニュースをみた全国のファンからとても多くの激励の言葉が届いた。
その一通に書かれていたのが冒頭の言葉。
あと何枚(タオルを)買えば、池内タオルは存続できますか?
こんな素敵な言葉をもらえるような、真摯な仕事をしていきたい。
▼池内タオル@楽天市場
http://www.rakuten.co.jp/ikeuchi-towel/
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