月刊「致知」2010-1号が届いた。
http://www.chichi.co.jp/monthly/201001_index.html
今月号のテーマは「人生信條」。冒頭の特集では、裏千家 前家元の千 玄室さんと国際日本文化研究センター前所長の山折 哲雄さんの対談が掲載されていた。
山折さんが、これまでの人生で巡りあった師からの教えを紹介したあと、「最近心がけていることと」して紹介されていたのが次のセリフ。
研究者として最近心掛けているのは、物を考える場合、できるだけ根本的に、そして激しく考える。しかし、それを表現したり他人様の前で語ったりする場合はできるだけ優しく語る、ということです。一言で言えば「激しく考え、優しく語る」といいましょうか。
激しく考えるって、あまり使わないけど自分の頭の中の動きを想像してみると素敵な表現だなぁと思う。
くれぐれも「甘く考え、厳しく語る」にならないようにしよう。