元・女子バレーホール日本代表の名セッター 中田久美さんのセリフ。(BIG ISSUE vol.48 「私の分岐点」より)
そんなわけで私の場合、やりたいことがすぐに見つかりましたが、「自分にどんな仕事があっているかわからない」という人は、頭で考え過ぎないで、いろいろやってみることだと思います。仕事っていう“穴”は私たちのまわりにいっぱい開いているから、とりあえず興味をもった“穴”に飛び込んでみる。そしてしばらくはそこで頑張るんです。それでダメなら辞めればいい。
「穴」っていう表現がいい感じ(笑)。
で、中田さんはバレーという穴を中学時代に見つけたわけだが、選手を引退してから悩んでいたらしい。
目標に向け努力することが当たり前の生活を長年続けてきましたが、引退後の生活には、大会という目標もなければ、勝ち負けがはっきり決まることもない。バレーと同じくらい熱くなれるものを探そうといろいろな仕事に懸命にトライしたんですけど、うまくいかなかったんです。
そんな状態のなかで見つけ出した次の「穴」は、まさに逆転の発想。
そんな時、今の事務所の社長から「せっかくバレーを極めたんだから、それに磨きをかけたらいいんじゃない」と言われて、それを転機にバレー界に戻る決意をしました。やっぱりバレーに携わっていることが、最も自分らしい、自然な道だと思っています。
(中略)
以来、もう一度オリンピックに出ることが目標になりました。もちろん選手じゃなく、監督という立場ですよ。
応援したくなるし、自分も頑張んなきゃって思う。
おまけ
今号は昨日の出勤途中に購入。ちょうど行きの電車で前号のBIG ISSUEを読んでいたから、なんとも素敵なタイミング。販売員の松村さん*1に会釈したら、「最新号出ましたよ。押し売りするわけじゃないんだけど…」って。(^^; 大丈夫。その他の記事も面白く読んでますよ。
ちなみに、名古屋でのビッグイシューの販売がつい最近はじまったみたい。
http://d.hatena.ne.jp/bigissuenagoya/
*1:すでに何回か買って顔も覚えてもらってたけど、昨日初めてお互いの名前を知りました