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マネージャー?世話人?触媒?〜コミュニティを運営する人たちにスポットライトを!

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だいぶ過ぎてしまったけど、やっぱりポストしておこう。
1月28日、僕の今後に大きな影響を与える(かもしれない)イベントに参加した。


(Photo by 武市真拓さん

「コミュニティマネージャー感謝の日」東京ミートアップ

そのイベント【「コミュニティマネージャー感謝の日」東京ミートアップ】は、こんな趣旨の会合だ*1

身の回りのコミュニティを運営している人の存在にスポットライトをあて、感謝の気持ちを伝え、業界を盛り上げることを目的に作られたユニークな記念日(米ソーシャルメディア調査会社アルティメーター・グループ(Altimeter Group)アナリストのジェレマイア・オウヤン(Jeremiah Owyang)氏が提唱して2010年から始められている記念日)が毎年1月の第4月曜日に開催されます。
 (略)
オフラインでの実際のミートアップ(交流会)を、1月28日(月)の19:00から行います。コミュニティマネージャー同士の情報交換、交流の機会として、あるいはこうしたテーマに興味を持っている方が気軽に交流できる場所に出来たら、と思っています。


ここでいう「コミュニティ」の定義は明確ではないけれど、ネット上で起きたムーブメントであるためか、おもにオンラインコミュニティを指しているように感じた(特に、欧米の「感謝の日」では商品・ブランドのファンコミュニティが中心?)。


一方、目黒 HUB Tokyoで行われた東京ミートアップには、ボストンの日本人コミュニティを現地で立ち上げた方や、モータースポーツフォーラムをNIFTYフォーラム時代から25年間運営している方のほか、僕のように企業内コミュニティに関わっていたり、大学同窓会、地域活性化の会など、リアルにも強いつながりのあるコミュニティを運営している人たちが多かったように思う。

イベント模様 と 所感

ライトニングトークやオープンマイクで「コミュニティ運営の悩みや工夫」を全体共有したあと、全員で記念撮影(ページ冒頭の写真)し、イベントプログラムとしてはフリータイムへ…。

参加者約80人が思い思いに情報交換することとなり、コミュニティ運営をする人たちの熱気ですごい状態に!(笑)。

「コミュニティ」について感じたこと

このイベントに参加して感じたことが2つある。

1つは、「人が集まるところにコミュニティができる」という自然界のルール。人は仲間をつくりたがる生き物だから、喜んで集まってくる核(テーマ)があればコミュニティは自然発生的にうまれる。

あともう一つが「コミュニティで起きることを、自分ごとと捉えて行動する人の存在が大切」ということだ。後者のような重要な役割を担う人がいるからこそ、コミュニティは維持・発展できる。「コミュニティマネージャー感謝の日」は、このような人たちにみなで感謝を表明するのが一番の目的として生まれたことも納得できる。

呼び名は?

こういうコミュニティを運営する人の呼び名として「マネージャー」はふさわしくないのでは?という議論もあった。たしかに、「管理」や「コントロール」というのとはちょっと違う気がする。さりとて、運営する人が必ずしも「リーダー」である必要もないかなと思うし、語感的には「世話人」あたりがちょうどいい感じがするのだが、いかがだろうか。


なお、僕は、自身が関わるコミュニティについていえば「縁の下の力持ち」や「黒子」的な役回りがどちらかというと好みである。ようは、世話人がしゃしゃり出なくても、メンバ同士が気持ちよくやりとりでき、その交流の中から何かしらの相乗効果が生まれていく、というのが理想なのだ。化学反応における「触媒」みたいに、自分自身は化学反応によって直接的に変化しないけれども、存在することで全体の反応が加速していくような…。

コミュニティを運営する人にスポットライトを!

現在、勤め先での部署をまたいだ読書会や、大学・高校時代の同窓会、東洋哲学からリーダーシップを学ぶ勉強会など、いくつかのコミュニティで世話人(一部はスタッフの一員)として活動させてもらっている。あと、職場のチームも一つのコミュニティと考えることもできそうだ(そちらでは文字通りリーダーでもある)。


それぞれのコミュニティで、触媒役にどんなことが求められるのか、どんな風に動けば全体が活性化するのかなど、あらためて考えさせられた。これらを文字やイメージにまとめていくことは誰かの何かの役に立つかもしれない。


この日のイベントでの出会いをきっかけに、コミュニティを運営する人たちに役立ち、彼ら彼女らにスポットライトをあてる活動に少し貢献できそうである。今後どんなことが起こるのか、自分でも楽しみになってきた。

追記(2013/3/2)

コミュニティ・マネージャーズ・コミュニティ(CMC)

 このイベントでの出会いがきっかけとなり、Facebook上に「コミュニティ・マネージャーズ・コミュニティ(CMC)」という場が生まれました。

ソーシャルメディアツールを活用して「コミュニティ」を運営する方にとって効果的なスキル、ツール、こつ、成功・失敗事例などを共有し、相互交流を通じて、それぞれの豊かなコミュニティ運営に役立てる場づくりを目指す有志により運営されているグループです。

 この分野に興味のある「コミュニティを運営している(しようとしている・興味がある人)」は、グループに参加してみてください。

参考リンク

関連記事

僕は、市川さんのこの記事で、初めて「コミュニティマネージャー感謝の日」の存在を知りました。

コミュニティ運営に関する参考文献

Social Good小事典 (現代プレミアブック)

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ソーシャルメディア進化論

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*1:僕らの世代では、ミートアップよりオフラインミーティングの呼び名が一般的かも…(笑)