ヒト感!!

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exiii の handiii がカッコイイィ!

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(この近未来的な感じは、なんなんだ?)


昨日、Facebook でふと見かけて、目が釘づけになったのがこちらの記事。


紹介されていたイクシー株式会社(exiii Inc.)のCEO 近藤玄大さんの発言が素敵だ。

「障害がプラスに変わる世界・・誰もが憧れ、使いたがる。そんな義手を作りたい」


近藤さんが仲間ら3人で開発している handiii は、節電義手というジャンルのプロダクト。

筋電義手とは、手を失われた方が残された腕の筋肉の電気信号を介し直感的に操作できる義手のことです。この技術は既に商品化されているものの、以下のような致命的な課題は解決されていません。

  • 非常に高価(150万円以上)
  • ユーザ自身で修理・カスタマイズすることが困難
  • デザインの選択肢が少ない


これらの課題に、3Dプリンターを活用してコストを下げることで対応し、スニーカーや腕時計のようにその日の気分に合わせて付け替える、そんな世界を目指しているのだとか。

デザインもさることながら、実現しようとしているビジョンもカッコイイ*1


記事のなかで紹介されている動画がこちら。


義手だからこそ掴める未来がある| Future Makers #1 by Spotwright


歌手のBeauty&Snowさんが、開発中の義手でマイクを握るシーンは、観ているこちらにも喜びが伝わってくる。


exiii の handiii は、現在投票中の「Googleインパクトチャレンジ」のファイナリストとしても選出されている。
気になる方はぜひ応援の一票を!(投票期間は3月26日まで)

impactchallenge.withgoogle.com

*1:昨年末には、NEWS ZEROやWBSにも取り上げられていたようですが、僕は昨日はじめて知りました

「死ぬのは怖いですか?」への塩沼亮潤 大阿闍梨の答え 〜 SWITCHインタビュー達人達 より

Eテレの「達人達」という番組をご存知だろうか?
SWITCHインタビュー 達人達(たち) - NHK


僕はこの番組のためにNHK受信料を払っていると言ってもいいかもしれない*1。以前のエントリ(「人」から学ぶためのテレビ番組 7本)を書いた当時は放送しておらず、2013年に開始したものなのだが、ここ最近つよい興味をもって観ている番組だ。


2015年3月21日は、探検家・角幡唯介さんと僧侶・塩沼亮潤さんの対話がアンコール放送されていた。テーマは「生の輪郭 命のかたち」。

地球最後の未踏地帯を単独踏破した探検家・角幡唯介と、千日回峰行という命がけの荒行を達成した僧侶・塩沼亮潤。極限状態を経験してきた2人による生と死をめぐる対話

http://www4.nhk.or.jp/switch-int/x/2015-03-21/31/28373/


以下、この放送を観て感じたことを…。

修行と探検で向き合った「生」と「死」

番組前半では、塩沼さんが、ひとたび始めれば止めることは死を意味する過酷な修行(大峯千日回峰行*2)の話を。そして、角幡唯介さんが、マイナス50度にもなる北極圏や前人未到の峡谷に挑んだ冒険の話を紹介していく。


この話は、それぞれの著書に詳しく書かれているのでぜひ読んでみたい。

人生生涯小僧のこころ

人生生涯小僧のこころ

空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む

空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む


おふたりとも「死」に限りなく近づいた瞬間があり、だからこそ「生」を強く意識したと語っていた。

その一方で、漁師や農家の方など

(期限をきめず)
自然と向き合って毎日を過ごしている人には敵わない

と話していたのが印象的だった。

「死ぬのは怖いですか?」への答え

SWITCHインタビュー達人達 アンコール「角幡唯介×塩沼亮潤」

番組後半、原生林の中に場所を移して話し合う二人。

対話の終盤にさしかかり、角幡さんが「もうひとつ、僕聞きたいことがあって…」と切り出したのが、「死ぬのは怖いですか?」という質問だった。


塩沼さんは、笑いながら「何回か死にかけているので、もう怖くもなんともなくなった」「死を意識するっていうことは全くなくなった」と答えたあと、こう語った。

ただ 生きられるうち、精一杯 生きよう
っていう気持ちですね
自分の力を 十二分に発揮して この世で終わりたい


質問した角幡さんは、「僕はやっぱりまだ怖いです」「子どもができてよけいに怖くなりました」と正直に語る。そのうえで、冒険に行く理由をこう述べていた。

満足のできる充足した日常を過ごすことによって
自分の生のかたちが曖昧になっていくような怖さがあるんです
 ・・・
寒さとか風とかに叩かれて
自分の生きているかたちを感じたい
という気持ちが強いですね


「生」とは身体の状態を指すのではなく、
誰にでも訪れる「死」という瞬間の直前まで続く、心のあり方なのかなと感じた。

命のリレー

対談の最後をしめくくるかのように、
塩沼さんが語った次の言葉は、心にふかく染み入ってきた。

死というのは 命のリレーだと思うんです。
 ・・・
生きるということは ものすごく素晴らしいことだし、
死というのも決して怖くはない。自然なことだと思う
 ・・・
やがていつか 自分の身体が朽ちはてて あの世に還れたら それだけ


実は、この文章を書いている途中、お世話になった方が107歳で大往生された、との知らせが届いた。


期せずして、バトンを静かに渡す日ついて、思いをはせることとなりました。
合掌。

*1:いや、言い過ぎか…。他にもEテレ、総合の両方に気になる番組がある(笑)

*2:大峯千日回峰行を満行すると、大阿闍梨(だいあじゃり)の称号を得る。吉野・金峯山寺 1,300年の歴史のなかで塩沼さんが2人目

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つながることで世界を変えられる生き物 ~ Meetup's mission より

最近よく耳にする「ミートアップ」という言葉。
“ネット上で参加者を集って企画する会”って意味で、「イベント」や「オフ会」「オフミ」*1と同じように使われている。


この言葉を広め、定着させたのがニューヨークにある Meetup社。
screenshot
Find your people - Meetup

同社が運営する meetup.com は、現在 181の国で 2,000万人を超える会員がおり、月に51万回の「ミートアップ」が開催されているのだとか*2。計算すると、1日あたり約1.7万、1時間あたり 700以上もの集まりが、Meetup社サービスを使って世界のどこかで開かれていることになる(すごい!)。メニューやヘルプは日本語化されていないものの、日本でも多くのミートアップが開催されている。

つながることで世界を変えられる、という信念

Meetup社のサイトを見ていて目に止まったのが、ミッションを記述したページ。

“地域コミュニティを活性化させ、世界中の人々の自発的つながりづくり(=自己組織化)を助ける”というミッションステートメント*3の後に、こんな言葉が続いている。

Meetup believes that people can change their personal world, or the whole world, by organizing themselves into groups that are powerful enough to make a difference.

About Meetup - Meetup

Meetup社が、9.11テロ後の2002年にニューヨークで立ち上がったと知り、このフレーズがとても心に響いた。初めは、自分の周りの小さな世界だとしても、その変化は徐々に拡がり、何かを成し遂げるほどに大きく強くなっていく。


人は「つながることで世界を変えられる」存在であり、それを助けるプラットフォームでありたい、という Meetup社の強いつよい信念を感じた。

これまで使っていなかったけど、今後「ミートアップ」を積極的に使っていきたい(言葉もサービスも!)。

追記: ミートアップ with Meetup! | ニューヨーク発コミュニティプラットフォーム来日記念イベント

そんな Meetup社の海外部門責任者 オディール・ベニフラさんが来日されることを記念して、3月20日夕方に「ミートアップ」が開催される。(会場:東京・目黒の Impact HUB Tokyo


ミートアップ With Meetup! | ニューヨーク発コミュニティプラットフォーム来日記念イベント | Peatix
(イベント詳細のほか、ニューヨーク市での Meetup利用100万人超え記念動画 あり)


定員にはまだ余裕があるようなので、本場のミートアップが気になる方はぜひご参加を。

追記:開催しました

オディールさんを囲んでパチリ!
(Photo by 集合写真職人 武市真拓さん)

*1:Offline Meetingの略。通常オンラインでつながっているメーリングリストの登録メンバが face-to-face で集まる会。独身の頃、よく参加してたもんです。時代が出る?

*2:数字は、2015/3/15現在の http://www.meetup.com/about/ を参考にしました

*3:原文は "Meetup's mission is to revitalize local community and help people around the world self-organize."

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