先週の朝日新聞に、子どもがキレやすくなっているという記事が載っていた。
きっかけはささいなことでも、怒りを制御できずにエスカレート。なかには、彫刻刀を振り回したり、床に倒した友だちの顔を踏む事件にまで発展したことあったのだとか…。話を聞くだけでも痛い。
ここ数年、地元で多くの小学生と接する機会が増えた。自然に周りとコミュニケートできる子もたくさんいるが、ときどきイライラを爆発させる子どもにも出会う。後者の子どもたちの特徴として感じるのは、「視線が合わない」ってことだ。自分で話をしていても視線はあっちこっちを向いているし、こちらが目をみつめてもすぐに目をそらせる。どうやら視線を交わすのが苦手のようだ。
というわけで、ここからが提案。
ふだんの暮らしの中で、意識して視線を合わせてみてはどうだろうか。
交差点で車の運転手さんと目を合わせる、駅の改札で駅員さんと目を合わせる、道を歩いていてすれ違う人と目とあわせる、などなど。ほんの一瞬、目と目があうだけでもコミュニケーションがスムースになるケースはたくさんある。
小さな小さな活動だけど、こんなことを自分の周りから広めてみたい。
2009/12/11追記:
ふと、「瞬eye(しゅんあい)」という短縮呼称を思いついたので、エントリタイトルにも追記してみた。