僕がまだ小学校低学年の頃、「大きくなったら何になりたい?」という質問に「大工さん!」と答えていたのを覚えている。
何もないところから「家」という作品を作り出していくイメージにあこがれがあったんだと思う。いつの頃からか大工への夢はしぼんでしまったけれど、工作や技術の授業は好きでちょこまかと色々なものをつくっていたように思う。そういえば、一時期はガンプラ*1にもはまっていたなぁ。
いまの仕事もつくることには変わりはないのだけれど、対象としているのはソフトウェアやサービスなど直接的に目に見えないものなため実感がわきづらい。つくる工程に関わる度合いが減っているのもこういう感覚を後押ししているのかもしれない。
今日、目の前で大工仕事を見る機会があった。ものの30分もかからぬうちに、部屋の寸法にぴたっと合った棚ができあがる姿に感動しつつ、ちょっとした憧れを感じた。
もっと、「つくる」ことへ関わっていかなきゃね。