ヒト感!!

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「無」というものの使い道

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「無」から「有」を生み出す、というと「クリエイティブ」とか「創造性」なんて堅苦しいことを考えてしまう。


でも、その本質は「考えついたことを、気負わずにただやってみる」ってことなのかもしれない。


ある本で、斉藤一人さんの言葉をみつけて、そんな風に考えた。ちょっと長いけど引用する。

あなたがラーメン屋さんだとします。仕事はなんだっていいけど、ま、ラーメン屋さんをやっていると思ってください。

そのときに、自分のお店を見渡して、ここの売り上げを上げるのに一円もかけず、一銭もかけずに、お客さんを呼ぶにはどうしたらいいか。要するに、お金をまったくかけないでお客さんを呼び込むアイディアを何個出せるかっていうことを、まず考えてください。
そうすると、お店を掃除しようとか、味付けをよくしようとか、愛想よくしようとか、張り紙やなんかの手書きの文字を変えようとか、そういうことを考えます。まず、それをやってみます。

近所の人に愛想よくしようとか、タダでできることがいっぱいあるんです。まず、それをやってみます。そうすると、それだけで「ハイ」の返事でも、お客さんへの笑顔でも、もっともっとよくなるんです。

「どこからみえたんですか?」って、声をかけるのでもいいんです。タダでできることを徹底的にやります。それで、売り上げがどれぐらい上がるか、見てみてください。

そうやって、「無」から「有」を生み出せたときに、はじめて、お金が生きるんです。

出典は、こちらの本。

居酒屋という仕事場で、タダでできるサービスに力を込めている魅力的な人がたくさん登場する。この本についてはまた別の機会に…。


居酒屋甲子園 (第1回)

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