家族と一緒に何気なく聴いていた CD のなかで、妙に心にひびくストーリーに出会った。
素敵なものを見つけても、自分より必要としている人に気がついて、それを譲ってしまう主人公。
1度だけでなく何度も何度もそんなことを繰り返し、ふと気がつくと自分には何も残っていない。
自嘲気味に嘆きたくなる気分で、今まで来た道をふりかえってみたら…。
♪ 僕のあげたものでたくさんの
人が幸せそうに笑っていて
それを見た時の気持ちが僕の
探していたものだとわかった
今までで一番素敵なものを
僕はとうとう拾う事ができた♪
この詩を書いたのは槇原敬之さん。曲は『僕が一番欲しかったもの』。
この世界観、とてもいい。
人生の最後に聴きたい曲なので、僕の葬儀で出棺のとき流してほしいな(笑)。
- アーティスト:槇原敬之
- 発売日: 2004/07/28
- メディア: CD
アルバム『EXPLORER』の12曲目(ラスト)にも収録されている。
(我が家にあるのはこちら)
追記
歌詞全文はこちらから。
http://j-lyric.net/artist/a0005ff/l00287a.html
再追記(2019年7月)
GYAO! 上で、槇原さん本人登場のミュージックビデオが期間限定公開されています。
また、amazon music 上でも配信されており、プライム会員は無償で聴くことができます。オリジナルバージョンのほか、Backing Track(=いわゆるカラオケバージョン)、英語歌詞バージョン(What I wanted the most.)あり!