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マネジャーとリーダーのちがい

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いま読んでいる本『最高のリーダー、マネジャーがいつも考えているたったひとつのこと』から、気になる命題をピックアップ。


著者マーカス・バッキンガム氏はドラッカー氏の研究成果に敬意を示しつつも、ちがった見解を述べている。(p.43)

どちらも組織の継続的な成功にとってきわめて重要であるという点には賛成だ。しかし両者が交換可能であると考えることには反対する。リーダーの役割とマネジャーの役割は100パーセント異なる。責務がちがう。出発点がちがう。それぞれに秀でるために必要な才能もちがう。そしてあとで述べるように、両者について知らなければならない「たったひとつのこと」は、単に異なるだけでなく、実は正反対なのである。

答えはこれから読む箇所*1に書かれているのだが、ヒントがその節のサブタイトルに隠されているので引用しておく。

p.44

真ん中から見る
−すぐれたマネジャーは何をしているのか?どんな才能が必要か?

p.59

頂点から見る
−すぐれたリーダーは何をしているのか?どんな才能が必要か?

このあと、前著『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう』で解説されていた「強み」論が強力に展開されていくのが圧巻。


僕自身、リーダーシップを発揮できたちょっと前の仕事と、マネジャーとしてふるまうことの多い最近の仕事をふりかえり、両方ともあてはまるなぁと感心する。


問いの続きは、本書のレビューとしてまとめよう。


最高のリーダー、マネジャーがいつも考えているたったひとつのこと

最高のリーダー、マネジャーがいつも考えているたったひとつのこと

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす

*1:正確には一度読んで再度読む箇所