ヒト感!!

人生をハッピーにするヒト・モノ・コトバ、広めたい

学習高原(プラトー)を乗りきる秘訣/『達人のサイエンス』に教わったこと

昨日、ICHIROYA和田さんのブログで「成長曲線」についてのエントリを読んだ。 成長曲線と学習高原(プラトー) 読みながら思い出したのが、6年前に勤め先の新入社員 約80人の前で話をしたときのこと。職場に配属されて4ヶ月たった彼らをフォローアップするた…

「強い絆」は重すぎる!? ~ 『生き心地の良い町』オンライン読書会で学んだこと

「絆は強い方がいいのだろうか?」そんなことを考えさせてくれたのが、岡檀(おか・まゆみ)さんの著書『生き心地の良い町 この自殺率の低さには理由(わけ)がある』だ。 『生き心地の良い町』 生き心地の良い町 この自殺率の低さには理由(わけ)がある作者:…

「死ぬのは怖いですか?」への塩沼亮潤 大阿闍梨の答え 〜 SWITCHインタビュー達人達 より

Eテレの「達人達」という番組をご存知だろうか? 僕はこの番組のためにNHK受信料を払っていると言ってもいいかもしれない(いや、ちょっと言い過ぎ。他にもEテレ、総合の両方に気になる番組がある 笑)。以前(「人」から学ぶためのテレビ番組 7本)を書いた…

「六方礼拝(ろっぽうらいはい)」と「今この瞬間!」

いろいろあってモヤモヤしていた時、傍らにあった致知2015年3月号をふと手に取った。そこで目に止まったのが、アルボムッレ・スマナサーラ長老*1の記事。 お釈迦様が人々に生きる道を説かれる時は、常に言葉の定義を明確にされました。そして仏教的な成功と…

ICHIROYAさんからのメッセージ~『僕が18年勤めた会社を辞めた時、後悔した12のこと』を読んで

友人のFacebook投稿で知ってから読むようになった「ICHIROYAのブログ」。 アンティーク着物のオンライン販売サイト ICHIROYA の店主、和田一郎さん(id:yumejitsugen1)が書いておられる*1。取り上げるテーマと小気味いい文章スタイルが好きで、今ではちょっと…

『やりきる技術』を再読して決めた、3つのやめること

小倉広さんの『やりきる技術』を3年ぶりに再読した。やりきる技術―最高のパフォーマンスを生み出す仕事のきほん作者: 小倉広出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社発売日: 2012/05/16メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 9回この商品を含むブログを見…

コミュニティマネージャーはつながって強くなる ~ 「#コミュマネ感謝の日」2015 の振り返り

前回エントリに書いた“「コミュニティマネージャー感謝の日」東京ミートアップ2015”が、盛況に終わってから12日が経つ。ずいぶん経ったようだけど、まだ2週間も経っていない。なんだか不思議な感覚だ。 (Communityの"C"ポーズで。撮影は集合写真職人・武市…

「利他主義の複利」で心豊かになる!+3つのおすすめアクション

「利他主義の複利」という言葉、ご存知だろうか? 分かるようでわからない、パッと聞くと「何???」と頭にハテナが浮かぶこの言葉。前エントリで紹介した本『ツイッターで学んだいちばん大切なこと』に登場する、素敵な考え方だ。ツイッターで学んだいちば…

『ネットコミュニティ戦略』が引き寄せた、3冊のコミュニティ本が気になる

いや、まさに、タイトルどおり。 気になる、気になる…。 (上の1冊に、下の3冊が引き寄せられてきた) 引き寄せの元本 『ネットコミュニティ戦略』 こちらが、今回の引き寄せのきっかけとなった一冊で、2001年発刊。ネットコミュニティ戦略―ビジネスに直結…

【質問】あなたは「コミュニティマネージャー」ですか?

「結局、コミュニティマネージャーってどんな人なんだろう……」最近開催されたいくつかのイベントをきっかけに、コミュニティ関連本をむさぼるように読んで、そんなことを考えた。 (本棚にならぶコミュニティ関連本) コミュニティマネージャーとは? 考える…

「寛にして栗」〜尚書の九徳より

山本七平氏の『人望の研究』で興味深い言葉に出逢った。人間集団における人望の研究―二人以上の部下を持つ人のために (ノン・ポシェット)作者:山本 七平祥伝社Amazon 江戸時代はもとより明治・大正・昭和初期まで、朱子学の入門書として読まれた『近思録』と…

背後にある善意を見つける 〜本物の「信頼」を育てる方法

前回エントリで紹介した、岩井俊憲先生の『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』を読み終えた。マンガでやさしくわかるアドラー心理学作者: 岩井俊憲,星井博文,深森あき出版社/メーカー: 日本能率協会マネジメントセンター発売日: 2014/07/04メディア: 単…

【レポート】6月28日「アドラー心理学を学ぶデー」(講演会&読書会)

先日のエントリで書いたように、6月28日は「アドラー心理学を学ぶデー」と題して、 岩井俊憲先生講演会「自分と他者を勇気づけるアドラー心理学」 アルフレッド・アドラー著『性格の心理学』読書会 に参加した。ともに、一般社団法人 人間塾 主催のイベント…

6月28日は「アドラー心理学を学ぶデー」(岩井俊憲さん講演会、『性格の心理学』読書会)

最近なにかと話題のアドラー心理学。 書店に平積みになっている、青い本や赤い本を目にした方も多いはず。 そのアドラー心理学を学ぶイベントが、6月28日(土)に都内で2つ開催されるのでご紹介です。 なお、いずれも主催は 一般社団法人 人間塾で、1時間あ…

『強い会社の教科書』で見つけた 3種類の「生き物」たち

「ある言葉や表現が、なぜかとても気になってしょうがない…」。そんな経験ってないだろうか? 僕にとっては、「○○の生き物」という言葉がそれにあたる。 本を読んでいると「人は、○○の生き物だ」という形式で、人間の特性や習性が表現されるケースがよくある…

おすすめ人開本(その4)<メルマガ vol.81〜100 より>

「人材開発・育成ジャンルのオススメ本、教えてください!」 本ブログで、「人開レター」という取組みを何度か紹介したことがある。(関連エントリ:1,2,3) これは、社内の人材開発・育成関係者に向けて発行していたメールマガジンのことで、2009年1月…

劣等コンプレックス 〜 アドラー『人生に革命が起きる100の言葉』(その3)

アドラー心理学の用語・概念について考えるシリーズの第三弾(第一弾、第二弾)。今回も、テキストとして小倉広さんの『アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉』(以下、赤本)を参照するが、あわせてアドラーの著書『個人心理学講義』からも…

「一瞬早すぎず、一瞬遅すぎない時に」

「人の出逢いの必然」に関する、森信三さんの名言。昨日の人間塾読書会終了後の懇親会でとっさに出てこなかったので、脳にしっかり記憶するためここに記録。 逢うべき人には必ず逢える。しかも…… 人間は一生のうち逢うべき人には必ず逢える。しかも一瞬早す…

子どもと接する「おとなの心得12か条」in モンテッソーリ教育

映画「うまれる」の監督 豪田トモさんの紹介で知った『モンテッソーリの子育て おとなが子どもにできること』という本。モンテッソーリの子育て おとなが子どもにできること作者: 学研教育出版出版社/メーカー: 学研教育出版発売日: 2013/11/05メディア: 単…

共同体感覚の3要素 〜アドラー『人生に革命が起きる100の言葉』(その2)

前回に引き続き、アドラー心理学の用語・概念について考えるエントリ。参照するテキストは今回も小倉広さんの『アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉』(以下、赤本)を中心に…。アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉posted w…

ライフスタイル 〜アドラー『人生に革命が起きる100の言葉』(その1)

2月の人間塾でその考えのさわりに触れて以来、アドラー心理学がとても気になっている。 『アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉』 『アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉』は、人間塾 塾長でもある小倉広さんがアドラー心理…

人間塾in東京で、『凡事徹底』を学びつくそう

凡事徹底 (活学叢書)作者: 鍵山秀三郎出版社/メーカー: 致知出版社発売日: 1994/11/10メディア: ハードカバー購入: 3人 クリック: 52回この商品を含むブログ (9件) を見る 「私は簡単なこと、単純なこと、単調なことをおろそかにしない。 それを極めていくと…

2014年テーマ「習慣化 x 感情」

年が変わって早や11日が過ぎた。 今年のブログテーマについて考えていたところ、ようやく方向が固まったのでここに記録しておきたい。 2014年のテーマは「習慣化 x 感情」とする。 「新しいモノ好きで飽きっぽい」ことを自認する僕は、勢いで始めたことを習…

「もっと自由に、純粋に」 〜Gooseと老子とスプツニ子!〜

暦の上ではディセンバー。そう、あっという間に師走である。 今週発表された流行語大賞のように、そろそろ1年間を振り返る記事が巷にながれだす季節。 僕も、その年に出逢った「言葉のごちそう」を毎年12月にまとめている(昨年のベスト3はこちら)のだが…

hirocの七徳・リターンズ

ベンジャミン・フランクリン氏と聞くと、何を思い浮かべるだろうか? フランクリン自伝 (岩波文庫)作者:フランクリン発売日: 1957/01/07メディア: 文庫 フランクリン氏は、印刷業を営んだり、凧をつかった実験で雷が電気であることを発見したり、アメリカ独…

OhLife!「ありがたく思うこと」を毎晩3つ書き出す

最近1ヶ月で、新しく身につけた習慣がある。 毎晩、OhLife というサイトに「ありがたく思うこと」を3つ書き出すことだ。 https://ohlife.com/ 以前やっていた「よかったこと3つを twitter に投稿する(#3good)」にも通じるけれど、今回は公開の場ではな…

「ノニ」から「カモ」へ

最近、思ったこと。 「あれだけ言ったのに…」 「こんなにやっているのに…」 「ここまで面倒みてあげたのに…」 「ちゃんと伝えているのに…」 こういう発言の裏にある、苛立ちの感情は根が深い。 強い力が働いて、物事がまっすぐ見えなくなってしまう可能性が…

「幸せに生きる」ために暗記したい論語 5句

先日のエントリで、『論語物語』を読んだことを書いた。この本は、『論語』内に登場する孔子と弟子とのやりとりを、ストーリー仕立てで紹介しており、教えがとても立体的になった。 4月は、引き続き『論語』本編に挑戦。 なんとか読みきることができた。論語…

成長に貪欲ですか?〜『時間に支配されない人生』より

ジョン・キムさんの新刊『時間に支配されない人生』を読んだ。 タイトルからは、時間管理や仕事術のテーマを想像するが、さにあらず。 むしろ、考え方や生き方そのものを問う内容だった。 時間に支配されない人生作者: ジョン・キム出版社/メーカー: 幻冬舎…

自らを限る者よ、おもねる心を焼き尽くせ

人間塾にて『論語物語』を学んだ。論語物語 (講談社学術文庫)作者:下村 湖人発売日: 1981/04/08メディア: 文庫 今回読んで一番気になったのは、「自らを限る者」という物語の中での冉求と孔子の対話だ。 まわりの門人と比較して、自らの浅さを認識した冉求。…