ヒト感!!

人生をハッピーにするヒト・モノ・コトバ、広めたい

200人超でのワールド・カフェ「変化の種を探せ!」

f:id:hito-kan:20191019233207j:plain

先日、総会プログラムの1つとして、職場200人超でのワールド・カフェを開催した。

複数ロケーションから1つの会場に集まる貴重な機会を活かし、「ただ座って話を聴くだけじゃなく対話したい!」という想いで、1時間強のワールド・カフェを組み込んだところ、非常に好評だった。3ラウンド目もあえて他テーブルへ移動したのがよかったみたい。

社内壁新聞にも取り上げてもらい、部内メンバの笑顔満載写真が貼られたのも嬉しいご褒美!

変化の種を探せ

今回のワールド・カフェでは「変化の種は、自分たちの中にある」という仮説のもと、「自チームで実践しているオススメ施策や Tips」「他チームの気になる取り組み」「なぜか効果をあげている習慣・ルーチン」を紹介しあう時間とした。

最後には、「効果がありそうな取り組み」や「最初の一歩として何をする?」を考えてワークシートに記入してもらったのだが、さてみなの頭には何が残っただろうか?


昨年もほぼ同じ規模でワールドカフェを開催している。当時は部署が統合した直後だったため、とにかく「人を知る」ために話をすることが目的だった。今回は、もう少し深く各自の仕事内容にも入れたんじゃないかな。

みなの心のなかで新しい何かが発見できたこと、今回の対話でつながりが太くなったことを願ってます!

関連情報

ワールドカフェ記録

続きを読む

ソフトフォーカス&グラデーション! スタディサプリLIBRARYが提供する知の「入り口」が凄い。

GW期間中に、Business Insider の読書に関する興味深い記事を読んだ。初出は昨年3月末だけれど、僕が知ったのは尾原和啓さんのツイートがきっかけ。


スタディサプリLIBRARY

上の記事で紹介されている「スタディサプリLIBRARY」が、とにかく素晴らしい。

f:id:hito-kan:20190505151029p:plain
スタディサプリLIBRARY トップ画面

スタディサプリ・ライブラリーは、未来の「好き」に出会う図書館です。「何が好きか」はまだわからなくて大丈夫。まずは、5つの扉を開けてみましょう。

5パート、27テーマ、187インデックス、1144冊?

扉とは「自然と人間のサイエンス」「社会と情報のテクノロジー」「宗教と文明のヒストリー」「言葉と哲学のメソッド」「遊びと創造のアート」と題した5つのパートのことで、この中に合計27のテーマが用意されている。


各テーマには、さらにいくつかのインデックスがあり、その入り口として紹介されているのが3冊の本。

例えば、「社会と情報のテクノロジー」内のテーマ「居場所をつくる仕事」のインデックス「コミュニティデザインのススメ」は、こんな感じ。

続きを読む

GWも混雑知らず!? 天王洲エリアの散歩でアートに触れる

f:id:hito-kan:20190429160108j:plain
天王洲運河を臨むレストラン T.Y.HARBOR

きっかけは少し前に観たカンブリア宮殿だった。

この日のゲストは寺田倉庫CEO 中野善壽(よしひさ)さん。倉庫事業のイメージを一新するワインや美術品の預かりサービス、消費者向け少額預かりサービス "minikura"、作品キャンバスとして巨大倉庫の壁を芸術家に貸す などなど、刺激的な放送内容だった。

実は、寺田倉庫のある天王洲エリアは、職場からも歩いていけるほどの距離。天王洲運河沿いのあのエリアには何度か行ったこともあり、放送で紹介されていた PIGMENT などの新たな施設も面白そう。


そんなわけで、GW 10連休の混雑を避け、品川から天王洲までの散歩を妻と一緒に楽しんできた。

天王洲運河エリアのアート散歩

天王洲エリアMAP

天王洲アイル地域情報サイトの提供しているマップ。サイトにはショップガイドやイベントニュースも掲載あり。

www.e-tennoz.com

続きを読む

神様のことを考えつづけた1ヶ月 〜 古事記に触れて何を学ぶ?

f:id:hito-kan:20190304005925j:plain
東京・目黒区にある烏森稲荷神社。御祭神は倉稲魂命(宇迦之御魂神 ウカノミタマ)



日本は「八百万(やおよろず)の神」の国だという。知識としては頭にあったけれど、まさかこんなに痛感することになるとは…(笑)。

唐突ですが、ここで問題!

神様の名前、いくつ読めますか?

伊邪那岐命、伊邪那美命、天照大御神、須佐之男命、大国主神、建御雷神、邇邇芸命、神倭伊波礼毘古命…

古事記に学ぶ読書会

さきほど挙げた神様は、すべて古事記に登場し、日本神話のなかで大きな役割を担っている方々。

※ちなみに、読みはこう(↓)なります。

続きを読む

『アイデアのつくり方』は、後半の実践方法「5つの段階」こそが大切。

少し前に Q&Aサイト Quora で、こんな質問に答えた。


「あまり長くなく、役に立つ本」と聞かれて、本棚を眺め、ぱっと手に取ったのは、ジェームス・W・ヤング氏の『アイデアのつくり方』だった。

超ロングセラー『アイデアのつくり方』

本文は約60ページ、解説や訳者あとがきを含めても100ページ強という薄い本。
にもかかわらず、いまも版を重ねて読まれている超ロングセラーである(僕が持っているのは 2004年7月28日 初版第48刷だが、いまは何刷なんだろう?)

f:id:hito-kan:20190212012505j:plain
帯には「60分で読めるけれど一生あなたを離さない本」とある

アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ

むかし読んで強く印象に残っているのはこのフレーズだ。

アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何物ものでもない (p.28)

これは、本書が示した重要な1つの原理であり、みなが「あぁ〜、確かにそうだよね」と頷く部分である。(事実、ネット上の書評や感想にも多くとりあげられている)


一方、今回読み返したところ、このフレーズの続きにこそ実践につながる内容が書かれていることに気がついた。


「アイデアのつくり方」を知識としてだけでなく、実践の書として活かすためには、この後こそが大切だと思う。その内容は…。

続きを読む