ヒト感!!

人生をハッピーにするヒト・モノ・コトバ、広めたい

ムムムと落とさず、ラララと上げよう。

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突然だが、Mr.Children の「ラララ」という曲をご存知だろうか?

♪ちっぽけな縁起かついで 右足から家を出る

…という歌い出しで始まるこの曲。
アルバム「DISCOVERY」に収録されており、繰り返される「そんなLaLaLa 探してる〜」の世界観と、ボーカル桜井さんのやさしい歌い方が印象的な曲だ。


最近、この曲で語られる内容に想いがシンクロしたので、メモ書きを…。

ムムムが多いというものの…

先日インフルエンザ A型にかかってしまい、自宅から外出できない日々を体験した。

はからずも平日昼間にTVをつける機会が増えて気づいたのは、ワイドショーがどの局もどの時間帯もほぼ同じネタを延々と繰り返している、ということ。しかも、それらのネタは個人的な内容で、正直なところ「放っておけばいいのに」と感じるものが大半だった。

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「積ん読本」の前に立つ

積読本(つんどくぼん)の前に立つ
(読みたい本はたくさんあるのだが…)

本好き特有の積ん読本問題

最近はネット書店が便利に使えるので、「これはいい!」「読みたい!」という本を見つけるとすぐに購入できる。そのこと自体はよいのだけれど、気がつくと積読本がどんどん溜まっていく。

我が家でも、念願の壁一面本棚をつくったのはよいが、今や5分の1ほどが未読本や読みかけ本で埋まっている(その数は、ゆうに100冊を超えている…)。

家庭内にちょっとした未読本書店があるような状態だ(笑)。


「積ん読」(あるいは「積読」)を検索するとたくさん記事にひっかかる。読書好きにとっては悩ましき日常といったところか。

本に呼ばれる感覚

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「不安な個人、立ちすくむ国家」の時代に、僕たちはどう生きるか

『漫画 君たちはどう生きるか』と『不安な個人、立ちすくむ国家』

最近読んだ2冊の本。生み出された時代背景や書かれている内容は違うのだけど、不思議なつながりを感じた。

『漫画 君たちはどう生きるか』と『不安な個人、立ちすくむ国家』

まずは、2冊について簡単に紹介すると…

原作 吉野源三郎、漫画 羽賀翔一
『漫画 君たちはどう生きるか』

 吉野源三郎さんが1937年に発表した「君たちはどう生きるか」*1
 長く読み継がれてきたこの小説を漫画化しようという企画は、マガジンハウス 鉄尾周一さんが仕掛けたもの。この企画について、鉄尾さんが講談社の原田隆さんに相談したところ、羽賀翔一さんへ託すことになったのだとか。

原田さんは即答で僕の名前を出してくれて、「『ケシゴムライフ』を書いた羽賀くんという漫画家がいる。彼の絵と『君たちはどう生きるか』の世界観は合うんじゃないか」って言ってくれたとか。

そこからすべてが始まりました。

(現代ビジネス:羽賀さん寄稿記事*2より)


8月に発刊された漫画版は、初めて触れた若者から 過去に小説を読んだ世代まで巻き込み、雑誌やテレビでも大いに話題となった。つい先日、発行部数が100万部を超え、いまも増刷が続いている。

*1:2015年に岩波文庫版を読んだときの感想はこちら

*2:タイトルは「『漫画 君たちはどう生きるか』誕生を支えた、もう一人の男」。ぜひ読んでいただきたい記事です

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2017振り返り:「言葉のごちそう」ベスト3

そんなこんなで、気がつけば大晦日もくれようとする時間!
1年間に出逢った素敵な言葉(=言葉のごちそう)を振り返る」エントリの10回目、今年もアップします。

(参考)昨年までの「言葉のごちそう」ベスト3

 2016年 2015年 2014年 2013年 2012年
 2011年 2010年 2009年 2008年

2017年「言葉のごちそう」ベスト3

それでは、今年いただいた「言葉のごちそう」から、特に印象に残った3つをご紹介します。*1

*1:今回は、ブログ以外にアップした言葉からもピックアップ。

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「応援」とは、宿る力を信じること ~エマソン『自己信頼』より

ときどき、「応援」という行為について考える。


応援は、相手にパワーを送るわけだが、実は応援する側もパワーをもらっている。

贔屓のスポーツチームを応援したり、学生時代から追いかけているアーティストを応援したり、家族や友人など近しい人の活動を応援したり、いつか出逢って今は離れている人をひっそり応援する、ということもある。どのシーンも、実は、応援している自分自身が励まされていることに気づく。

エマソンの『自己信頼』から「応援」を考える

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宿る力を信じる

応援のベースになるのは、その人に宿る力を信じることだ。

先日読んだラルフ・ウォルドー・エマソンの『自己信頼』には、こんなフレーズがあった。

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